大崎市議会 > 2018-09-18 >
09月18日-03号

  • "経常経費"(/)
ツイート シェア
  1. 大崎市議会 2018-09-18
    09月18日-03号


    取得元: 大崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-28
    平成30年 第3回定例会(9月)          平成30年第3回大崎市議会定例会会議録(第3号)1 会議日時      平成30年9月18日      午前10時00分開議~午後4時15分延会2 議事日程 第1 会議録署名議員指名   +議案第98号 平成30年度大崎市一般会計補正予算   |議案第99号 平成30年度大崎市国民健康保険特別会計補正予算   |議案第100号 平成30年度大崎市後期高齢者医療特別会計補正予算   |議案第101号 平成30年度大崎市介護保険特別会計補正予算   |議案第102号 平成30年度大崎市病院事業会計補正予算   |議案第103号 大崎市中心市街地振興施設条例   |議案第104号 大崎市議会議員及び大崎市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例   |議案第105号 大崎市地区集会所条例の一部を改正する条例   |議案第106号 大崎市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正する条例 第2|議案第107号 大崎市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例   |議案第108号 大崎市松山酒ミュージアム条例の一部を改正する条例   |議案第109号 大崎市松山華の蔵条例の一部を改正する条例   |議案第110号 大崎市建築基準条例の一部を改正する条例   |議案第111号 大崎市市営住宅条例の一部を改正する条例   |議案第112号 工事請負契約の締結について   |議案第113号 訴えの提起(裁判上の和解を含む。)について   |議案第114号 訴えの提起(裁判上の和解を含む。)について   |議案第115号 字の区域を新たに画することについて   +議案第116号 市道の路線の廃止及び認定について    (質疑、討論、表決)3 本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員指名     +議案第98号 平成30年度大崎市一般会計補正予算     |議案第99号 平成30年度大崎市国民健康保険特別会計補正予算     |議案第100号 平成30年度大崎市後期高齢者医療特別会計補正予算     |議案第101号 平成30年度大崎市介護保険特別会計補正予算     |議案第102号 平成30年度大崎市病院事業会計補正予算     |議案第103号 大崎市中心市街地振興施設条例     |議案第104号 大崎市議会議員及び大崎市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例     |議案第105号 大崎市地区集会所条例の一部を改正する条例     |議案第106号 大崎市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正する条例 日程第2|議案第107号 大崎市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例     |議案第108号 大崎市松山酒ミュージアム条例の一部を改正する条例     |議案第109号 大崎市松山華の蔵条例の一部を改正する条例     |議案第110号 大崎市建築基準条例の一部を改正する条例     |議案第111号 大崎市市営住宅条例の一部を改正する条例     |議案第112号 工事請負契約の締結について     |議案第113号 訴えの提起(裁判上の和解を含む。)について     |議案第114号 訴えの提起(裁判上の和解を含む。)について     |議案第115号 字の区域を新たに画することについて     +議案第116号 市道の路線の廃止及び認定について      (質疑)4 出席議員(30名)    1番  早坂 憂君         2番  伊勢健一君    3番  鹿野良太君         4番  山口文博君    5番  山口 壽君         6番  佐藤仁一郎君    7番  佐藤仁一君         8番  八木吉夫君    9番  佐藤講英君        10番  佐藤弘樹君   11番  中鉢和三郎君       12番  相澤久義君   13番  鎌内つぎ子君       14番  木村和彦君   15番  加藤善市君        16番  横山悦子君   17番  関 武徳君        18番  遊佐辰雄君   19番  只野直悦君        20番  相澤孝弘君   21番  富田文志君        22番  山田和明君   23番  後藤錦信君        24番  氏家善男君   25番  山村康治君        26番  木内知子君   27番  小沢和悦君        28番  佐藤 勝君   29番  氷室勝好君        30番  佐藤和好君5 欠席議員(なし)6 説明員   市長        伊藤康志君    副市長       高橋英文君   病院事業副管理者  横山忠一君    総務部長兼政策推進監                                佐々木雅一君   総務部理事(財政担当)兼   財政課長事務取扱  赤間幸人君    市民協働推進部長  門脇喜典君   民生部長兼社会福祉事務所長      産業経済部長    後藤 壽君             安住 伸君   産業経済部世界農業遺産推進監     建設部長      加藤栄典君             武元将忠君   水道部長      中川 博君    病院経営管理部長  佐藤貞二君   総務部危機管理監  櫻井俊文君    松山総合支所長   佐藤賢一君   三本木総合支所長  宍戸宏武君    鹿島台総合支所長  岡崎美津男君   岩出山総合支所長  岡本洋子君    鳴子総合支所長   八木文孝君   田尻総合支所長   日野洋祐君    総務部総務課長   岩崎政浩君   総務部防災安全課長兼市民協働推進部  市民協働推進部政策課長兼   環境保全課放射能対策推進室      元気戦略推進室長  渋谷 勝君             三浦利之君   市民協働推進部まちづくり推進課長   民生部社会福祉課長 高橋幸利君             大塲一浩君   民生部子育て支援課長         民生部高齢介護課長 安藤 豊君             宮野 学君   民生部健康推進課長 齋藤 満君    産業経済部世界農業遺産推進課長                                熊谷裕樹君   産業経済部産業商工課長        建設部都市計画課長兼まちなか整備             寺田洋一君    推進室長      小松一雄君   建設部建設課長兼用地対策室長     建設部建築住宅課長 飯田幸弘君             茂泉善明君   松山総合支所副総合支所長兼      三本木総合支所副総合支所長兼   地域振興課長    千葉晃一君    地域振興課長    荻野信男君   鹿島台総合支所副総合支所長兼     岩出山総合支所副総合支所長兼   地域振興課長    山下範夫君    地域振興課長    岡田信一君   鳴子総合支所副総合支所長兼      田尻総合支所副総合支所長兼   地域振興課長    遊佐正俊君    地域振興課長    柳原正則君   総務部財政課副参事(契約管財担当)  建設部建設課技術副参事             今野靖夫君    (公園・維持担当) 村田正志君   建設部建築住宅課技術副参事兼   庁舎建設室長    渡邊義昭君  教育委員会   教育長       熊野充利君    教育部長      佐藤俊夫君   教育部学校教育課長 遠藤富士隆君7 議会事務局出席職員   事務局長      佐藤 基君    次長        高橋和広君   係長        中嶋慎太郎君   再任主査      藤本重吉君               午前10時00分 開議 ○議長(佐藤和好君) 出席議員定足数に達しておりますので、議会が成立いたしました。 これから会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付いたしております議事日程第3号をもって進めてまいります。--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員指名 ○議長(佐藤和好君) 日程第1、本日の会議録署名議員を指名いたします。4番山口文博議員、5番山口壽議員のお二人にお願いをいたします。--------------------------------------- △諸報告 ○議長(佐藤和好君) 御報告いたします。 本日、遅刻する旨の届けが28番佐藤勝議員からございました。 地方自治法第121条の規定により、お手元に配付のとおり、本日の議場出席者の通知がありました。 三保木副市長、並木病院事業管理者から、本日、公務のため欠席する旨の届け出がございました。---------------------------------------               議場出席者名簿                               平成30年9月18日   市長        伊藤康志君    副市長       高橋英文君   病院事業副管理者  横山忠一君    総務部長兼政策推進監                                佐々木雅一君   総務部理事(財政担当)兼   財政課長事務取扱  赤間幸人君    市民協働推進部長  門脇喜典君   民生部長兼社会福祉事務所長      産業経済部長    後藤 壽君             安住 伸君   産業経済部世界農業遺産推進監     建設部長      加藤栄典君             武元将忠君   水道部長      中川 博君    病院経営管理部長  佐藤貞二君   総務部危機管理監  櫻井俊文君    松山総合支所長   佐藤賢一君   三本木総合支所長  宍戸宏武君    鹿島台総合支所長  岡崎美津男君   岩出山総合支所長  岡本洋子君    鳴子総合支所長   八木文孝君   田尻総合支所長   日野洋祐君    総務部総務課長   岩崎政浩君   総務部防災安全課長兼市民協働推進部  市民協働推進部政策課長兼   環境保全課放射能対策推進室      元気戦略推進室長  渋谷 勝君             三浦利之君   市民協働推進部まちづくり推進課長   民生部社会福祉課長 高橋幸利君             大塲一浩君   民生部子育て支援課長         民生部高齢介護課長 安藤 豊君             宮野 学君   民生部健康推進課長 齋藤 満君    産業経済部世界農業遺産推進課長                                熊谷裕樹君   産業経済部産業商工課長        建設部都市計画課長兼まちなか整備             寺田洋一君    推進室長      小松一雄君   建設部建設課長兼用地対策室長     建設部建築住宅課長 飯田幸弘君             茂泉善明君   松山総合支所副総合支所長兼      三本木総合支所副総合支所長兼   地域振興課長    千葉晃一君    地域振興課長    荻野信男君   鹿島台総合支所副総合支所長兼     岩出山総合支所副総合支所長兼   地域振興課長    山下範夫君    地域振興課長    岡田信一君   鳴子総合支所副総合支所長兼      田尻総合支所副総合支所長兼   地域振興課長    遊佐正俊君    地域振興課長    柳原正則君   総務部財政課副参事(契約管財担当)  建設部建設課技術副参事             今野靖夫君    (公園・維持担当) 村田正志君   建設部建築住宅課技術副参事兼   庁舎建設室長    渡邊義昭君  教育委員会   教育長       熊野充利君    教育部長      佐藤俊夫君   教育部学校教育課長 遠藤富士隆君--------------------------------------- △日程第2 議案第98号~同第116号 ○議長(佐藤和好君) 日程第2、議案第98号から同第116号までの19カ件を一括して議題といたします。 9月14日に引き続き、質疑を継続いたします。 柳原田尻総合支所地域振興課長から、9月14日の12番相澤久義議員の質疑の、さくらの湯温泉源泉掘削事業に関し、一部訂正の申し出がありましたので、これを許可いたします。 柳原田尻総合支所地域振興課長。 ◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(柳原正則君) おはようございます。よろしくお願いいたします。 さくらの湯の温浴施設への給湯につきまして、上水道の使用について御質問いただきまして、給湯につきましては源泉と井戸水のみを使用しておりまして、上水道は使用していないとお答えいたしましたけれども、井戸水の補完として上水道も使用してございます。おわびして訂正申し上げます。 ○議長(佐藤和好君) ただいまの訂正の申し出については、これを認めることとし、会議録については所要の措置を講ずることといたします。 それでは、質疑に入ります。 順次、発言を許します。 13番鎌内つぎ子議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) おはようございます。 議案第98号平成30年度大崎市一般会計補正予算について質疑をさせていただきます。 まず初めに、3款1項2目の障害者福祉費、医療的ケア児支援促進モデル事業について、内容については理解をしました。しましたが、児童発達支援事業所等での受け入れ促進が対象事業でなくなったということでありますけれども、医療的ケア児支援促進モデル事業の事業の内容を見ますと、併行通園の促進の拡充、人材育成、体制整備の促進とあるのですが、今回の受け入れ促進の対象外になったのはどれに当てはまるのでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 高橋社会福祉課長。 ◎民生部社会福祉課長(高橋幸利君) お答えいたします。 初めに、当初のモデル事業の内容につきましては、今、鎌内議員さんが申し上げましたやつに加えまして、児童発達支援センターでの受け入れというふうなものも対象となってございました。その部分が、福祉サービスのほうの報酬の改定がございまして、それで看護師の加配加算分ということで措置されることとなりましたので、モデル事業のほうから外れたものでございます。 ○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) そうしますと、その他の医療的ケア児支援モデル事業の補助対象はそのままだということでよろしいのでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 高橋社会福祉課長。 ◎民生部社会福祉課長(高橋幸利君) その他のものにつきましては、そのまま残ってございます。 ○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) そうしますと、医療的ケア児の通院とか、そういう、処置費ではないですので、通院した分のそういうことだけですので、もううんと厳しくなって、民間の事業所はほとんど潰れているような状況なのです。 そういった中で、大崎市の負担とか1市4町の負担が多くなったりそういうことはないということでよろしいのでしょうか。負担が多くなるとか、そういうことはないのでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 高橋社会福祉課長。
    民生部社会福祉課長(高橋幸利君) 大崎市の負担といいますか、ほなみ園のほうにつきましては、今現在、モデル事業ということで予算計上しておりましたが、今後につきましては通常の社会福祉サービスのほう、そちらのほうの対象となりますので、1市4町と協議はいたしますが、来年度以降は大崎広域の負担金という形で、その負担金のほうに医療的ケア児分が上乗せされるというふうな形になると考えております。 ○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) ですからそういう負担が、大崎1市4町の分がふえるようなことのないように、もしふえるようなことあれば国とかに働きかけとかすべきではないかと思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 高橋社会福祉課長。 ◎民生部社会福祉課長(高橋幸利君) 今後も、そういう医療的ケア児の関係につきましては増加することが見込まれますので、それにつきましては県・国のほうに要望していきたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) 次に進みます。 高齢介護、高齢者福祉費についてお伺いいたします。 高齢者福祉有償運送利用助成事業の内容につきましては理解をしますが、今まで古いやつでいつ更新するのかということで、家族の方たちとかすごく不安でいたそうであります。今回2台更新できるということですごく喜んでおりましたけれども、台数は5台のままなのね、2台更新して5台のままなので、予約が込み合って、1カ月以上前にしないと予約がとれないような状況だということであります。 そうした不安の声が聞かれるのですけれども、そういう余裕がないような状況ではなくて、せっかくですので、もう一台とかふやす考えはないのでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 安藤高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安藤豊君) おはようございます。 ただいまの御質問につきましては、福祉有償運送事業につきましては、これにつきましては、前の議員さん方にも答弁しておりますとおり、NPO法人の方々が実施している事業でございます。当然、事業者はその2事業者で、現在、大崎市全域を担っていただいているというところでございます。 そういった意味で、4台を持っている事業者のほうがそういった部分でのサービスの提供といいますか、事業運営をしていただいているところでございますけれども、5台になりますと、またそこで運転管理者とか、そういった部分での事業者としての資格要件とか体制整備が出てきたりしまして、また当然事業者へのほうの運営上の負担等々も出てまいります。私のほうとしては、市が運営しているというものでもないところで、一概に今ここで5台、6台にするということの答弁はちょっとできかねる状況でございます。 ○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) 市として何らかの働きかけとか手だてはする必要性はあるのではないでしょうか。要するに、利用単位がどれぐらい、どうなっているのかということを把握しながら対策をとるべきではないでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 安藤高齢介護課長。 ◎民生部高齢介護課長(安藤豊君) まさしく、こういったサービスを展開しているわけでございますから、利用者の方々に不便を来さないようにというのを第一に考えておるところでございます。 ただ、これにつきましては、過剰なと言えば大変失礼なのですけれども、余裕があり過ぎても他の部分とのバランスもありますし、福祉有償運送事業につきましては当該地域の公共交通の利用とか、そういった、タクシーの利用とか、そういう全体の交通利用の中で、運営協議会というところでその福祉有償運送の事業の承認を得て、その事業者は運輸局のほうに申請して事業を展開できるという形になるものですから、今、議員がおっしゃられたことについては十分事業者とも今後協議しながら、そういったサービスの低下を招かないように努めてまいりたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) 次に進みます。 3款2項3目児童保育費についてお伺いいたします。 児童保育施設整備事業の、まず初めに内容をお伺いいたします。 ○議長(佐藤和好君) 宮野子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長(宮野学君) 本補正の内容につきましては、学校法人いわでやま幼稚園の認定こども園に移行する際の補助事業の増額分になります。 なお、増額分につきましては、当初予定していた額より、国のいわゆる単価の増額改正により補助する額が今回補正する額の分多くなったという内容でございます。 ○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) 定員は何人になるのでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 宮野子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長(宮野学君) 保育所部門が75の定員になります。幼稚園部門は45の定員ということで、計120名の定員で、来年4月から認定こども園としてスタートする予定となっております。 ○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) そうしますと、岩出山のほうとか玉造のほうの待機児童の解消にはつながるということでよろしいでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 宮野子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長(宮野学君) 待機児童の部分につきましては、岩出山あるいは鳴子温泉地域については年度当初からゼロで、待機なしで推移はしてきたものの、本年ちょうど9月に入ってからゼロ歳児2名が待機ということで、今回のいわでやま認定こども園につきましては、ゼロ歳の受け入れ定員が6名ということでスタートする予定でおりますので、待機については十分解消できるものと考えております。 ○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) そうしますと、岩出山、鳴子、今2名ずつ待機はいるのですけれども、解消されるということでありますので、待機児童をなくすためにこれからも努力していただきたいと思います。 次に進みます。 4款1項1目保健衛生総務費についてお伺いいたします。 これについても、がん患者医療用ウイッグ購入費と助成の内容はわかりましたけれども、助成対象者の申請方法はどのようになるのでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 齋藤健康推進課長。 ◎民生部健康推進課長(齋藤満君) この制度の申請につきましては、健康推進課が窓口となって申請を受け付けするという形になりますが、各医療機関、あと市民病院のがんサロンのほうと連携させていただきまして、この事業の紹介をさせていただくということで、今、段取り、調整しているという状況になっております。 今後、要綱等、今ちょっと総務法制と相談している状況になりますので、そちらが整備されましたら、各医療機関と連絡をとりまして進めていくということで、特にがんの治療があるという、そういったところもちょっと確認しながらということになりますので、その辺を丁寧に進めていきたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) 申請期限はいつになるのでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 齋藤健康推進課長。 ◎民生部健康推進課長(齋藤満君) 制度の始まり自体は10月1日からということでしておりますが、実際、今年度4月1日から購入した者について対象として進めていきたいということで、今、予算のほうを計上させていただいているという状況になります。 実際購入しましての申請という形をとらせていただくという形になりますので、ただその申請者の状態にもよりますので、そこは今後検討するところがもしかすると出てくるかもしれないというのは想定しながら、ちょっと進めていきたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) よかったね。 4月1日からさかのぼってということでありますけれども、そのPRというか周知方法はどのようにするのでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 齋藤健康推進課長。 ◎民生部健康推進課長(齋藤満君) 先ほども答弁させていただきましたが、今治療にかかっている医療機関を通じて啓発するという形で進めたいと思いますので、4月1日以降購入した方についても治療のほうは継続しているという状況なので、そこで漏れなくという形で推進していきたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) わかりました。 次に進みます。 6款1項6目農地費、多面的機能支払交付金事業の内容については大分理解いたしましたが、再度確認のために質疑をさせていただきます。 世界農業遺産に認定されて、いぐねを保全するために具体的な調査などはどのように考えていらっしゃるのでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) このいぐねの調査でございますけれども、前回補正予算で計上させていただきまして、モデル地域3地区ということで、この地域の中に入っていきまして、いろいろその地域で抱える課題、現状、こういったものをまず把握して、今後どういった形でいぐねの地域としての面的な保全が可能なのか、そういったところを検討して、そういった中で方策なども検討してまいりたいと考えております。 ○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) 環境保全の整備とかということでありましたけれども、道路の草ぼうぼうとかならないような検討をされていらっしゃるのでしょうか。せっかく認定されて、それではねとちょっと市民から言われたものだから、そこら辺なんかは検討されていらっしゃるのでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) 今回、補正予算で計上させていただきました部分につきましては、代表的ないぐねの保全を契機といたしまして、組織の全体的な取り組み、広がりを持たせるということで、この多面的機能支払交付金事業、これの拡充なり推進といったものが狙いでございます。 ですので、この多面的機能支払交付金の中での範囲の中で活動できるエリアについては、そういった環境保全、十分に配慮してまいりたいというふうには考えております。 ○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) ぜひ、そこら辺も整備をきちんとしていただきたいなと思います。 次に進みます。 7款1項4目の観光費については理解しましたので、次に進みます。 8款2項3目道路橋りょう新設改良事業の内容、内容も大分わかりましたが、まだ理解できないところがちょっと一部ありますので、お尋ねいたします。 今回、新たに道路を整備するということでありましたけれども、それはずっと議会の中でも議論されたり、全協とか議論されて、その議論されたときに、北原地区周辺道路を今回ずっと整備していくというときに、最初から、そういう道路整備するというときは最初から建設部と協議がなされてしたのかどうなのか。ちゃんとそういうことやっていれば、今回補正とかではなくて、前々から手だてをとってそういうことできたのではないかなと、金も余りかからないで済んだのではないかなと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 寺田産業商工課長。 ◎産業経済部産業商工課長(寺田洋一君) お答えいたします。 実は、北原工業団地売却時点、いわゆる28年6月議会でお認めいただきましたが、その時点では立地企業の設備投資計画が明確ではございませんでした。その際、市道の2路線、塚目西荒井線ともう一本、団地線という2本入る部分があるのですが、あちらのほうの整備はさせていただくということでお話しさせていただきました。 その際、設備投資で予想以上の従業員があそこにお勤めになるということで、それでは地域にかなり迷惑がかかるのではないかと、例えばあと国道47号線や古川インターチェンジの利用者に相当不便をかけるのではないかということで、今回緊急に整備させていただいたところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) そうした、最初からそういう議論の中には、道路だから建設部とは十分議論して手だてをとって、商工観光ではなくて、そういうことで進めてきたのでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 寺田産業商工課長。 ◎産業経済部産業商工課長(寺田洋一君) お答えいたします。 建設部とは調整をしてまいりました。ですが、例えばあそこに千何人とか勤められるような規模の企業が入るということで想定したものでない道路整備でございました。集中する朝の時間帯とか夕方の時間で道路のはけぐあいが大変だということで、地域に迷惑がかかるということで、今回緊急に整備させていただくことになりました。 ○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) 緊急に整備したのはよろしいのですが、きちんとやっぱり建設部と密に手だてをとって進めていただきたいなと思います。 次に、最後に8款4項4目の公園維持管理経費についてお伺いいたします。 今回、岩出山の公園の崩れたところの整備だということでありますけれども、これまで聞いていなかったですよね。済みません、内容をお願いします。 ○議長(佐藤和好君) 岡田岩出山総合支所地域振興課長。 ◎岩出山総合支所副総合支所長兼地域振興課長(岡田信一君) おはようございます。 これにつきましては、岩出山の城山公園に上るところの市道城山公園線に隣接します城山公園ののり面が、風化した凝灰岩質の土が徐々に崩落が進みまして、のり面上部の木の根っこがオーバーハング状態になってしまったということで、3月10日に崩落が発生したものであります。 今回の補正につきましては、恒久的なのり面保護対策が必要ということを判断しまして、工事に先立ちまして、測量設計業務の委託料の要求を行うところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) 今回、そういう3月10日に発生したということなのでありますけれども、その前にそういうことは察知できなかったのか、維持管理している間にそういう察知して、早目に対策とか手だてがとれれば、そんな具体的な、1,300万もかからないで手だてがとれたのではないでしょうか、そこら辺はどうなのでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 岡田岩出山総合支所地域振興課長。 ◎岩出山総合支所副総合支所長兼地域振興課長(岡田信一君) これは察知できなかったというか、3月の雪解け時に鳴子警察署のほうから見回りをしている際に発見されたということで、すぐさま対処したというところでございます。 なお、この1,300万という結構金額が張りますけれども、これにつきましては急傾斜ののり面ということで、測量業務、そのほかに設計、解析、中には波を送ってそのはね返りであったり、屈折で地下の中身を調査するというような内容も含まれておりますので、今回若干高くなったのかなというふうに思っております。 以上です。 ○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) わかりました。 公園維持管理、現在82カ所やっていらっしゃるのですけれども、そういう公園の中で子供たちが遊ぶような、小さくね、サッカーとか、そういうところ、やるようなところが現在何カ所あるのでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 村田建設課技術副参事。 ◎建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](村田正志君) サッカーとか、そういうところをやる箇所については、現在、ここで資料がちょっと持ち合わせておりませんので、数のほうはちょっとわかりかねますので、後でお答えしたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) 要するに、市内のところでそういう場所がないということで、市有地とか、そうした場所とかは検討されていらっしゃるのでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 村田建設課技術副参事。 ◎建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](村田正志君) 公園整備については、やはりある程度の面積の確保が必要と考えております。それでもなかなか土地の確保が今、難しいということで、現在のところ、公園の整備については考えていない状況ですが、現在、中心市街地の復興まちづくり計画で広域防災の活動拠点に、道の駅にキッズプレー広場や緒絶川に親水広場などを計画しておりますので、今後も憩いの広場の確保に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(佐藤和好君) 鎌内議員。 ◆13番(鎌内つぎ子君) 市内のほうで、今回そうした子育てのところでの支援の関係上で、児童センターの跡地や旧図書館の跡地などを、地域の皆さんから公園の整備が必要ではないかという声が聞こえるのですけれども、そこら辺は今後の検討課題には上るのでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 村田建設課技術副参事。 ◎建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](村田正志君) 児童館とか旧図書館の跡地利用については、閉鎖後に検討することにしております。     〔「以上で終わります」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤和好君) 次に進みます。 1番早坂憂議員。 ◆1番(早坂憂君) 1番早坂憂でございます。 私も議席頂戴いたしまして初めての議案質疑ということで、いささか緊張しておりますけれども、鎌内議員の元気のいいお声を拝聴しまして、私もそれに負けないように、一生懸命質問したいと思います。よろしくお願いを申し上げます。 私からは、議案第98号平成30年度大崎市一般会計補正予算(第3号)の8款1項2目、耐震改修促進事業の補正内容について質疑したいと思います。 まず、この金額が1億216万8,000円ととても金額が大きいのですけれども、この調査の内容について、どのような方法で調査を行うのか、私は素人なのですけれども、私が聞いても内容、もしかしたらわからないのかもしれないのですが、その内容についてお伺いしたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 飯田建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(飯田幸弘君) お答えします。 調査の内容としましては、調査員が、建築士がまず調査いたします。内容としましては、目視によりそのブロック塀が傾斜しているとかひび割れが入っているとかという調査を行います。あわせて、建築基準法に合致しているかという調査も行います。以上が調査の内容となります。 その後に、その調査した結果を報告書にまとめる、それからもし危険であるのであれば所有者に危険であるということを促すようなことも行います。さらには、アンケート調査を行いまして、今後どのような対応をするのかという調査もあわせて行っていく予定でございます。 ○議長(佐藤和好君) 早坂議員。 ◆1番(早坂憂君) ありがとうございます。 その調査の範囲について、さきに初日、質疑された議員さんたちもおられましたので、その内容については理解をさせていただいたのですけれども、そのお答えしていただいた内容に公共施設というのがちょっとなかったかなと思ったのですが、公共施設周辺の道路については中学校などと同じようにカバーできるものなのでしょうか、お伺いしたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 飯田建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(飯田幸弘君) お答えします。 市有施設につきましては、本年6月19日に建築住宅課から庁内各課へ調査対象ブロック塀等の有無の照会を行い、リストアップされた施設のブロック塀等については全て調査済みでございますので、道路に面しているブロックについても調査は完了しているものと考えてございます。 ○議長(佐藤和好君) 早坂議員。 ◆1番(早坂憂君) ありがとうございます。 調査済みということだったのですね、ありがとうございます。 先ほど、危険、あとは要注意とか、いろいろあるのかもしれないですが、その危険だと判断されたブロック塀を所有されている方たちへの、市民の皆様への周知の方法というのはどのような方法をお考えなのでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 飯田建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(飯田幸弘君) 今回の調査は宮城県から依頼を受けた部分もございますので、その発表の仕方は宮城県のほうでまだ検討しているということですので、宮城県が決定した時点で、市のほうもあわせて報告等を行っていきたいと考えてございます。 ○議長(佐藤和好君) 早坂議員。 ◆1番(早坂憂君) わかりました、ありがとうございます。県との連携事業だったのですね。 これ、可能性のお話になってしまうのですが、危険なブロック塀があった箇所が例えば空き家で、その所有者がちょっとわからない、例えば連絡がとれないような状況だった場合についての対策についてはどのようにお考えなのでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 飯田建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(飯田幸弘君) それに関しては以前もございましたけれども、空き家の場合は税情報を活用しながら所有者を確認して、住所等も確認できますので、その住所等に文書の通知を行ったりして進めたいと考えてございます。 ○議長(佐藤和好君) 早坂議員。 ◆1番(早坂憂君) ありがとうございます。 これ、助成制度があるということで、道路に面したブロック塀の表面積1平方メートル当たり4,000円を助成して、上限額15万円だということなのですけれども、なかなか危険なブロック塀の除去が進んでいないというお話もありました。この除去に対する助成制度というのは適切だとお考えでしょうか。また、その進んでいない背景についてもどのようにお考えか、伺いたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 飯田建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(飯田幸弘君) まず、助成金の金額ですけれども、議員おっしゃるとおり、平米当たり4,000円、上限15万円としてございます。ただし、これまでの実績ですけれども、過去5年間50件ほど申請がございまして、約450万円の補助金をお出ししています。平均すると9万円ですので、上限15万までは届いていませんから、15万では妥当な金額だとは考えてございます。 あと、事業が進まない理由としましては、やっぱりアンケート調査の中には費用面ということもございましたが、以前の地震で倒壊しないので、ひび割れ等も入らないので、私のところのブロックは安全だという考えでなかなか進まない部分もございます。ただ、建築基準法に合致していないものは安全に見えてもやっぱり大きい地震では倒壊のおそれがありますので、その辺は所有者にきちんとお知らせをして、除去のほうに持っていきたいと考えてございます。 ○議長(佐藤和好君) 早坂議員。 ◆1番(早坂憂君) ありがとうございます。 なかなか理解が進まないという部分についても少し考えなければいけないのかなというふうには思うのですが、この助成制度、そもそもまだ知らないという方も存在する可能性があることを考えると、今後の周知の仕方についてはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 飯田建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(飯田幸弘君) お知らせに関しましては、当然、ホームページ上に掲載しているものと、あと年度の初めには広報にも掲載していますし、今回の大阪の地震を受けまして、9月の広報に、各戸にパンフレットを、戸毎ですけれども、配布しております。そういったことで周知をしていますし、あと例えば健康診断等があった場合はそういったところに出向きまして、パンフレットの配布などを行いながら周知はしてございます。 以上です。 ○議長(佐藤和好君) 早坂議員。 ◆1番(早坂憂君) ありがとうございます。 先ほどお話があったのは地震のときにというお話があったのですけれども、今回調査をする範囲に、以前の東日本大震災、3・11でそのときに倒壊したブロック塀があったのかどうかを把握されているのでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 飯田建築住宅課長。
    建設部建築住宅課長(飯田幸弘君) 当然、3・11のときにもブロック塀の倒壊はございましたが、今回調査する範囲にどのぐらいの数があったということは、残念ながら把握はできてございません。 ○議長(佐藤和好君) 早坂議員。 ◆1番(早坂憂君) そうしますと、例えば倒壊をして自前の費用をかけて自分たちで直された方というのもいらっしゃるのかなと思うのですが、そういった方たちのところを調査するというのはちょっと無駄な費用になってしまうのかなと思うのですが、その辺いかがでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 飯田建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(飯田幸弘君) 3・11のときにブロック塀が倒壊になった方は補助の対象にはなってございません。ただし、それ以降にブロック塀が存在していて、危険なものを自分で解体された場合、その場合は、写真等が残っている場合は補助の対象になる場合がございます。 調査の範囲としましては、そういったブロック塀はもう調査の範囲の対象外となりますので、今回二重の調査にはならないということでございます。 ○議長(佐藤和好君) 早坂議員。 ◆1番(早坂憂君) ありがとうございます。かなり細かいところまでお聞きすることができました。 今回、小中学校、あとは公共施設、やっぱり小さい子供たちが頻繁に通るところの事業でございますので、ぜひさまざまな観点からしっかりと調査していただくように、改めてお声がけなどもしていただければというふうに思います。 私からの質疑、これで終わりたいと思います。 以上です。 ○議長(佐藤和好君) 次に進みます。 19番只野直悦議員。 ◆19番(只野直悦君) 19番只野直悦でございます。 通告に従って質疑をいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。 それでは、第105号の大崎市地区集会所条例の一部を改正する条例から伺いたいと思います。 この条例は、田尻大貫農作業準備休養施設にかかわるものですけれども、まずはその内容についてお伺いいたします。 ○議長(佐藤和好君) 大塲まちづくり推進課長。 ◎市民協働推進部まちづくり推進課長(大塲一浩君) 今回の条例改正につきましては、地域による協議に基づきまして、公設集会所の地域譲渡の受け入れの合意が得られたということで、今回、田尻の大貫作業準備休養施設、こちらを条例から外すという改正の内容でございます。 ○議長(佐藤和好君) 只野議員。 ◆19番(只野直悦君) わかりました。 この集会所施設でありますけれども、通称は新田ノ目集落センターということになっておりますが、この集会所譲渡の、大分進んだと思いますけれども、いわゆる進捗状況、現在の状況はどのようになっていますか。 ○議長(佐藤和好君) 大塲まちづくり推進課長。 ◎市民協働推進部まちづくり推進課長(大塲一浩君) 公設集会所の地域譲渡につきましては、これまでも集中改革プランの中で地域譲渡に向けて取り組みを進めてまいったところでございますが、やはりなかなか進んでいない状況でございます。現在のところ、4施設ほど地域のほうに譲渡が完了しておりまして……(「この施設」と呼ぶ者あり)こちらの内容ですか。失礼いたしました。 ○議長(佐藤和好君) 柳原田尻総合支所地域振興課長。 ◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(柳原正則君) お答えいたします。 田尻新田ノ目行政区の大貫農作業準備休養施設でございますけれども、譲渡までの流れを説明させていただきますと、今回のこの条例の一部改正の後、指定管理の廃止、譲渡契約の順番に進めてまいりまして、集会所の譲渡を10月1日付で完了する予定としてございます。その後、所有権移転登記によりまして新田ノ目自治振興会の名義になるという予定でございます。 ○議長(佐藤和好君) 只野議員。 ◆19番(只野直悦君) わかりました。この指定管理されている施設の譲渡、今回初めてだと思いますけれども、新田ノ目の集落センター、築40年以上経過して、大分老朽化が目立っておって、なかなか改修が進まなかったのです。本市が指定管理している施設を譲渡するという方針を示したことによって、当時の地元の区長さん、一生懸命、譲渡に向けた説明を伺うために、総合支所とか、あるいは本庁の担当課にお聞きしておりました。それから、いわゆる譲渡については地域の皆さんの合意が必要ですから、その合意に向けていろいろ活動なさって、臨時総会を開いて合意にこぎつけて申請に至ったと思っています。それから、いろいろと進みまして、今回まで2年ほどかかったのかなと思います。 実は一昨日、ここで、集落センターで敬老会がございました。外壁、屋根、それから中の会議室の前のつくりとか畳、それから炊事場、トイレと本当にきれいに整備されておりまして、皆さんもその新しい、リニューアルしたところで気持ちよく敬老会なされて、皆さんとても感謝していましたのでお伝えしたいと思います。 14日の質疑答弁で、今ちょっとお話も聞いたのですが、来年度3カ所譲渡予定があるようでありますけれども、そのほかの他のいわゆる指定管理されている集会所の譲渡の要望の進捗について伺いたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 大塲まちづくり推進課長。 ◎市民協働推進部まちづくり推進課長(大塲一浩君) 現在の進捗でございますけれども、普通財産の部分の集会所のほう4施設ほど、鳴子と岩出山地域の部分、これまで譲渡が完了してございます。 それで、今回田尻のほうということでまず1件上がってきまして、今回補正予算のほうで上程させていただいております鹿島台の部分が2カ件ほど、さらにあと鹿島台でもう一カ件、集会所の地元への移管が進む案件があるということで情報を伺っているところでございます。 やはりなかなか、まだ地域での議論が深まっていなかったり、あるいは情報が不足していたりということで、あとまた、要は譲渡後については当然ながら自分たちで管理をしなければならないという部分であったり、いろいろ検討しなければならない課題もあるようでございますので、いろいろとその機会を捉えまして、地域譲渡についての周知、説明のほうを進めてまいりたいというふうに考えてございます。 ○議長(佐藤和好君) 只野議員。 ◆19番(只野直悦君) わかりました。 2の1の7の財産管理費も上げておりましたが、これにつきましては先日の佐藤仁一郎議員の質疑で了解をいたしました。今後、順調に進みますようにお願いしたいと思います。 今、答弁がございましたが、その他の施設でも譲渡に向けた動きがあるようであります。市内の指定管理集会所42のうちからどんどんいくわけですが、地元の使っているセンター、集会所をぜひ譲渡に向けて考えてみたい、あるいは考えているのだが、なかなか進めぐあい、進め方についてまだはっきりと、もう一歩出ていない、あるいはこれ、自動的に譲渡になるのではないかと思っている区長さんも中にはいるようなのです。 ですから、この間、佐藤仁一郎議員からは、前に進むための譲渡のためのひな形をつくってわかりやすい周知が必要なのではないかという話がありましたけれども、私も、ぜひそういった形で検討されて、もう一回区長会で集まるとき、その辺のところで説明をして、さらに理解をしてもらって前に進んでいただきたいという思いでありますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 大塲まちづくり推進課長。 ◎市民協働推進部まちづくり推進課長(大塲一浩君) 御指摘いただいた点、ごもっともというふうに捉えてございます。 実際、特に今年度、昨年度から今年度に入りまして、譲渡のほうがいろいろ実績も出てまいりました。その中で、進め方につきましてもやはりある程度ルール化をしていったほうがいいのではないかということで、総務課、あと管財のほうと含めまして、いろいろこの流れについて協議をさせていただいたところでございます。そういった情報等についても、提供の仕方についていろいろ検討してまいりたいというふうに考えてございます。ありがとうございます。 ○議長(佐藤和好君) 只野議員。 ◆19番(只野直悦君) 進めていただきたいと思います。 では次に、庁舎管理費、2の1の8でありますけれども、お伺いをいたします。 田尻総合支所の新庁舎建設事業であります。これにつきましてもこれまでも質疑もございましたし、理解をいたしました。 実施設計が完了して、いよいよ田尻総合支所の建築、建設工事に取りかかることになりました。各担当の皆さんは大変御苦労さまでございます。千手観音坐像が新庁舎に保管、展示するということになりましたので、当初の計画から約1年ぐらいおくれる状況になりました。しかしながら、この期待するところも大変多くございます。 さて、行政報告では伊藤市長のほうから大崎市産材をふんだんに使用するとのことですけれども、最終的な使用割合はどのくらいでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 渡邊庁舎建設室長。 ◎建設部建築住宅課技術副参事兼庁舎建設室長(渡邊義昭君) お答えをいたします。 本庁舎におきましては、全木材使用料のうち98%以上ということで大崎市産木材を使用する予定でございます。このうち、田尻産材の使用ということにつきましては、当初予定しておりました田尻地域の市有林の間伐材を使用することが困難となりました関係から、現在、田尻地域の私有林を含めて活用の検討を進めているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 只野議員。 ◆19番(只野直悦君) まず地域産材98%ということで、これは本当にふんだんどころか、本当に100%に近いところでありますので、これはすごいなと思います。これまでなかなか森林ビジョンでうたっても、あるいは最近の施設建設においても、なかなか地元産材が余り使われていませんでした。ぜひ今回、田尻の木造庁舎についてはそのモデルケースにしてほしいという私の思いがございましたが、やっとこれは地元材でつくれるなという思いであります。 今、原材料費も1,900万2,000円入りますが、この具体的な内容もあわせながら、田尻産材も使うようですけれども、もう検討に入っているという段階でありますが、原材料費のかかわりのことも具体的にお願いしたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 渡邊庁舎建設室長。 ◎建設部建築住宅課技術副参事兼庁舎建設室長(渡邊義昭君) 原材料費でございますが、本工事におきましては柱やはりに集成材を使用することといたしておりまして、その集成材の原材料となるひき板の購入費でございます。これはあらかじめ市が事業用原材料として購入して、工事受注者に支給をいたしまして、工事期間の短縮を図るなど、工事の円滑化を進めるものでございます。 また、田尻産材の使用ということでございますが、田尻産材の使用につきましては、当初予定しておりました市有林の間伐材、これが使用できなくなりました関係から、現在、私有林を含めた活用の検討を進めているということで先ほど御説明申し上げましたが、この田尻産材の使用割合ということにつきましては、こうしたことから、現時点におきましてはまだ検討段階でありまして、そのボリュームの把握がなかなか困難であるということでございますから、その使用割合については、現時点ではお答えできるところまでいっていないというところが現実でございます。 また、今後こういったモデルケースというようなお話がございましたが、木材を使用するに当たりましては、特に市有財産の建設に当たりましては各種法令の規定や調達コストなどいろいろ問題はありますけれども、その中におきましても、大崎市の公共建築物における木材利用の促進に関する方針ということで平成25年に策定をしておりますが、これに基づきながら、今後も積極的な市産材の活用を推進してまいりたいと考えております。 ○議長(佐藤和好君) 只野議員。 ◆19番(只野直悦君) 今の答弁の中で、市有林でありますけれども、私も以前は、ぜひ田尻地域にも市有林がありますので、まずは活用をお願いしたいと思っておりましたが、工事が延びたということで使えなくなったかと思いますけれども、現在、私有林も含めた検討に入っているということでございますので、ぜひ可能な限り田尻産材も活用していただきたいと思います。 それでは、市産材への工程ですけれども、集成材等々使いまして多くのところに、はりや柱に使うわけですけれども、こういった建築の工程につきましては、この冬に伐採をして、そして近隣の乾燥釜ありますけれども、乾燥釜を活用して、あるいは集成材というときは県外へ持っていって持ってくるという工程が必要かと思いますけれども、その辺のところもその流れでいくのでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 渡邊庁舎建設室長。 ◎建設部建築住宅課技術副参事兼庁舎建設室長(渡邊義昭君) 今、議員がお話しのとおりでございまして、県内に集成材を作製する工場がないということでございまして、実際に作製をする場合には県外に持っていかないといけないということでございます。 市は、集成材の原材料となりますひき板材を工事業者に支給はいたしますが、その支給されたひき板材を用いまして集成材を作製するのはその工事業者ということになります。なお、この場合、集成材の製作工場の選定につきましては工事業者が行うこととなりますので、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(佐藤和好君) 只野議員。 ◆19番(只野直悦君) わかりました。 ここで確認ですけれども、先日、相澤孝弘議員への答弁で、文化財の展示時期について、コンクリート成分の件ではRC部分を先行して早く、先行して工事を行って、文化財を早く設置するようにしたいという前向きな答弁だと思いますが、もう一回確認ですけれども、これまでの説明では、文化庁の指導では2夏を経過しなければならないとなっておりますので、それでも供用開始からやはり私は半年近くおくれるのかなと思いますが、この辺、しっかりした答弁お願いします。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤教育部長。 ◎教育委員会教育部長(佐藤俊夫君) お答えいたします。 千手観音坐像につきましては、重要文化財の設置ということで文化庁からの指示の中で、2夏を経過して、その結果を、アンモニア等々の発生の状況を確認した上でということになりますので、あくまでも2夏を経過しなければならないという状況にございます。 ○議長(佐藤和好君) 只野議員。 ◆19番(只野直悦君) そうしますと、前の答弁とはちょっと食い違うような感じがいたします。これにつきましては建設部のたしか答弁だったのですが、その辺もう一度伺います。 ○議長(佐藤和好君) 渡邊庁舎建設室長。 ◎建設部建築住宅課技術副参事兼庁舎建設室長(渡邊義昭君) ただいまのお話でございますが、工程の関係から、木造部分とRC部分がございまして、その工程におきましては、木造部分とRC部分それぞれ工事を進めていくことになりますが、今、御答弁申し上げましたとおり、2夏を越えないといけないということで、夏の前に終わらせないといけないということでございます。ですので、その工程の管理を含めてできるだけ早い段階に、間違いのないように、夏の前にRCの工事が終わるようにということの趣旨で御答弁を申し上げました。 ○議長(佐藤和好君) 只野議員。 ◆19番(只野直悦君) わかりました。 では、次に進みます。 6の1の6の農地費につきましては、先日の佐藤仁一郎議員答弁で了解いたしました。事業効果を期待いたします。 次に、7の1の4に入ります。観光費でございます。 さくらの湯温泉源泉掘削事業でありますけれども、これまでも質疑がありまして大分理解をいたしましたが、もう少し伺います。 この第3号源泉、揚湯試験の結果もありますが、ここで毎分何リッター揚がるようになるのか、その辺も含めてお願いいたします。 ○議長(佐藤和好君) 柳原田尻総合支所地域振興課長。 ◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(柳原正則君) お答えいたします。 揚湯試験の結果ということでございまして、湧出量も含めて成分の特徴も申し上げたいと思います。 湧出量につきましては毎分30リットルということでございます。お湯の温度が31度、1キログラム中の成分ではナトリウムイオンが5,730ミリグラム、カルシウムイオンが2,515ミリグラム、塩化物イオンが1万2,960ミリグラムで、この内容から泉質がナトリウム、カルシウム、塩化物強温泉という塩分濃度が高い温泉ということでございます。 ○議長(佐藤和好君) 只野議員。 ◆19番(只野直悦君) 内容はわかりました。 この源泉の性質、まずは揚湯というかくみ上げる温泉の量ですが、30リッターというのはこれは私も意外でした。1号源泉の近くに掘って、1号はたしか170前後、2号はちょっと離れたところで120リッターですから、その3分の1までもいかない量でありますけれども、ぜひこれは本当に大事にしたいという気持ちがいっぱいであります。 この成分の特徴を話してもらいましたが、大分ナトリウム、カルシウムが多いということで、1号源泉と大分似ている感じがいたします。当時の1号源泉は塩分が特に強いということで、なめても大分しょっぱい温泉で、このしょっぱさが、お客さんが、ああ、これは体にいい、肌にいいのだな、美肌効果あるなということで、あるいはアトピーにもいいなということでお客さんがずっと来たという思いでありました。ただ、その1号源泉がだめになりましたので3号を掘ったということであります。 その成分が濃いということで、1号よりもたしか濃いというふうに伺っておりますが、この間の質疑の中では薄めて使うという方向性になるかと思います。ポンプとか施設の管理についてもですが、濃過ぎると壊れるということもありますので、何倍に薄めて、それが薄めてもしっかり塩分濃いというその状況には変わりはないと伺ってよろしいのでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 柳原田尻総合支所地域振興課長。 ◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(柳原正則君) お答えいたします。 塩分濃度が濃いということでありまして、今回、希釈槽を設けて薄める計画でございます。それで、例えば源泉1、それから地下水で薄めるということで地下水1としますと、成分は単に半分になるということでございますけれども、かなりナトリウムイオンの数値が高いということで、十分、塩分濃度はまだその段階でも高いということも言えると思います。 ○議長(佐藤和好君) 只野議員。 ◆19番(只野直悦君) そうしますと、1号源泉を思い出しながらお客さんもまた来ていただければいいなと思います。 この希釈槽の内容ですけれども、どういったつくりでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 柳原田尻総合支所地域振興課長。 ◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(柳原正則君) お答えいたします。 希釈槽についてでございますが、大きさ、容量が2立方メートルでございます。それで、FRPという材料で、繊維強化プラスチックというもので計画をしております。 それで今、成分についてもお話を申し上げましたけれども、泉質が、塩分濃度が高いということと、湧出量が毎分30リットルと少ないことから、塩分による配管等の温浴設備への障害を軽減させることと、それから湯量確保を目的といたしまして、今回希釈槽を設けることといたしました。 ○議長(佐藤和好君) 只野議員。 ◆19番(只野直悦君) 薄めても大丈夫だということわかりましたし、現在、2号源泉が活躍していますけれども、2号源泉では源泉浴と露天風呂に活用していますが、新たな3号源泉を入れることによって、これまで2号とのいわゆる使い方はどのように今後考えておりますか。 ○議長(佐藤和好君) 柳原田尻総合支所地域振興課長。 ◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(柳原正則君) 3号源泉の活用ということでございますが、今回の3号源泉につきましては、1号源泉で利用しておりました配管へのつなぎ込みを予定しております。1号源泉から当時給湯しておりました源泉浴、それから露天風呂、足湯、そちらに供給をする予定でございます。 現在、2号源泉で3つのお風呂に供給しているわけでございますけれども、2号源泉につきましてはヒノキ風呂のほうに切りかえをして活用したいというふうに考えてございます。 ○議長(佐藤和好君) 只野議員。 ◆19番(只野直悦君) わかりました。 このさくらの湯は、小沢議員や山口議員からも評判がいいので期待するというお話がございました。8月26日に入館者数が350万人に達したようであります。オープン以来13年になりますけれども、1年間で平均しますと約27万人になります。特徴ある3号源泉の活用でさらに期待をいたしまして、次に移りたいと思います。 では、8の2の2、道路橋りょう維持費についてであります。 これにつきましてはこれまでの質疑でも大分わかりました。要望がいろいろあったと思うのですが、その中で市道に木がかかったりして、あるいは陰になったりして影響する立木の伐採予防というのはどれくらいあるのでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 村田建設課技術副参事。 ◎建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](村田正志君) 道路のほうに立木の木が通行に邪魔になっているというような要望については、詳しい件数というのはあれですけれども、毎月大体1件ぐらいかそこらだと思っております。 それで、それについては、通行に支障がある場合は所有者のほうに木の伐採をお願いしますが、なかなかすぐ対処できない場合は、市のほうで通行に支障がある部分だけ伐採させてもらっております。 ○議長(佐藤和好君) 只野議員。 ◆19番(只野直悦君) ぜひ、そういう場合に安全第一に考えて対処していただきたいと思います。 これも確認なのですが、前回の質疑で、今回の計上では541件に対して331件に対応、件数では61%でありまして、額で52.5%というふうに伺いました。このことにつきまして、各総合支所ごとの件数とか金額についてはおわかりでしょうか。 ○議長(佐藤和好君) 村田建設課技術副参事。 ◎建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](村田正志君) 各総合支所の要望件数、それからそれに対する対応済み件数については把握しております。 ○議長(佐藤和好君) 只野議員。 ◆19番(只野直悦君) 要望件数、それはそうだと思いますが、今回の1億4,000万について、例えば古川で何件で金額は幾らだかというのは、今できたらばお願いいたします。 ○議長(佐藤和好君) 村田建設課技術副参事。 ◎建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](村田正志君) 平成30年度の、今年度の今のところの要望541件のうち、古川については203件要望来ておりまして、対応が108件対応済みでございます。執行額といたしましては大体1,800万ぐらい執行している状況でございます。 ○議長(佐藤和好君) 只野議員。 ◆19番(只野直悦君) 今、古川地区のことを言っていただきましたが、これは全地域のこと、後で結構ですのでお願いしたいと思います。 では、次に移ります。 9の1の2、非常備消防費、消防団運営経費29万2,000円の内容についてお伺いいたします。 ○議長(佐藤和好君) 三浦防災安全課長。 ◎総務部防災安全課長兼市民協働推進部環境保全課放射能対策推進室(三浦利之君) お答えをいたします。 こちらは消防団員が消防学校に入校するための費用でございまして、当初の見込みよりも24人ほど希望者が多く出ましたものですから、その入校者の日当、それから消防学校への負担金を増額するというものでございます。 ○議長(佐藤和好君) 只野議員。 ◆19番(只野直悦君) ただいまの答弁では、本当に団員の皆さんが前向きに研修に行きたいという気持ちのあらわれだと思いますので、とてもよいことだと思います。 この入校の時期と人数についてはどうなっていますか。 ○議長(佐藤和好君) 三浦防災安全課長。 ◎総務部防災安全課長兼市民協働推進部環境保全課放射能対策推進室(三浦利之君) お答えをいたします。 時期につきましては、その教育課程によってばらばらでございます。それで、今回入校を予定していますのが基礎教育で21名、それから警防科で10名、それから初級幹部科で13、それから幹部教育の分団指揮科程で13、それから特別教育で7ということで、全部で64名入校予定というところでございます。 時期につきましては、警防科につきましては11月10日から11日、それから基礎教育につきましては11月17から18、初級幹部科につきましては12月1日から12月2日、それから指揮幹部科では12月15から16ということになってございます。 ○議長(佐藤和好君) 只野議員。 ◆19番(只野直悦君) そうしますと、いずれも1泊2日のようでありますが、どうぞ有意義な入校になりますことを期待いたします。 10の1の3、これにつきましては先日の質疑でわかりましたので、事業の効果を期待いたしたいと思います。 以上で終わります。 ○議長(佐藤和好君) 先ほどの13番鎌内つぎ子議員の質問に対し保留しておりました件につきまして、村田建設課技術副参事から公園管理費の部分について答弁の申し出がありますので、これを許します。 村田建設課技術副参事。 ◎建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](村田正志君) 先ほど、鎌内議員の御質問の中で保留しておりました運動施設についてですが、大崎市内には現在82の公園がございまして、そのうち10公園に運動施設がございます。 その内訳といたしましては、サッカー場が6面、テニスコートが10面、野球場が7面となっております。 ○議長(佐藤和好君) 次に進みます。 14番木村和彦議員。 ◆14番(木村和彦君) それでは、私からも質疑をさせていただきます。 通告の順にいきます。 議案第98号、3、2、7の児童厚生福祉施設の件なのですが、この工事の増額になった理由からまずお伺いしてまいります。 ○議長(佐藤和好君) 宮野子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長(宮野学君) お答えをいたします。 今回補正で増額になった理由につきましては、これまで国と協議している中で、いわゆる建物1つを、1つの放課後児童クラブの支援単位ということで国と協議をしてまいったのですけれども、2階建てで建物想定しておりまして、1階部分と2階部分をそれぞれ1つの放課後児童クラブの支援単位として分けなさいというような国の指導がありまして、建物の支援単位を分けたことで、いわゆる運営は一体なのですけれども、放課後児童クラブ自体はそれぞれで存在をさせなければならないということで、これまでトイレの数につきましても、1階、2階で合わせて足りるような形で想定をしていたのですが、それぞれの支援単位を1つずつということで運営しなさいということで、トイレの数等を1階、2階それぞれふやしたりしまして、結果的に延べ床面積も若干、当初の予定より大きくなったということで、今回、建設費の増額に至っております。 もう一点なのですが、増額に至りまして、さらに国と協議をして支援単位を分けて、単純にその事業費が増嵩するということでそのままというわけにはいかないので、国のほうと協議を進めて、歳入のほうも支援単位ごとにもらえるということになりまして、歳入歳出それぞれ同じような額で補正増という形をとらせていただいております。 ○議長(佐藤和好君) 木村議員。 ◆14番(木村和彦君) 工事の内容についてはわかりました。 そうしますと、同じ建物でありながら2つ、運営上は2つに区分して工事をするということですよね。ただし、基本的には1つで運営するという、ちょっとなかなかわかりにくい工事なのね。 それで、そうしますと、私が心配したのは、この工事の増額というと、協議を進めてきたということなのですが、実際は1つで運営するのだけれども、考え方が2つ、そうすると利用される方にとって今度は窓口、行き先がわからなくなるのかなという思いはあるのですが、この辺の整理はどのようにされるおつもりなのですか。 ○議長(佐藤和好君) 宮野子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長(宮野学君) 現行も、ほかの児童センター等で放課後児童クラブの1と2という形で、行政上の区分はさせていただきますが、建物内に入るお子さんについてはそのとおり、例えば四小学区であれば、大宮児童センターのサテライト室所属の放課後児童クラブのお子さんというような位置づけになります。 ○議長(佐藤和好君) 木村議員。 ◆14番(木村和彦君) そうしますと、サテライトになるわけですから、場所が2つになるのにかかわらず、運営は1つということになりますよね。 そうしますと、なかなか整理がつかなくて申しわけないですが、サテライトに入ってしまうと放課後児童クラブの持つ責任範囲、それからサテライトですから小学校の敷地内にあるということで、学校の施設にいる子供は変わりないと。そうしますと、何かあったときにどこからどこまでが、どこの責任なのと。子供は一緒ですよね、例えば小学校の学校内にいるわけですから、なのですが、放課後児童クラブが始まった時間をもって教育委員会からこちらのほうに移管するのかという支援と、それからもう一つは、要は児童センターですから館長になるのか、呼び方はいろいろあるのでしょうけれども、その人がどこまで責任を負っていかなくちゃいけないのかということがなかなかわかりづらくなるのかなというふうに思っているのです。 ですから、この国との協議の中で、それぞれ予算持ち分の中で工事はしますといいながら、片や運営方法の中で大変困難が生じるのかなという思いがするのですが、その辺の整理と、それから実際に運営に携わる人との打ち合わせはきちっと進められて進むという考えでよろしいのですか。 ○議長(佐藤和好君) 宮野子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長(宮野学君) 今、議員御心配の運営の部分でございますけれども、当初はいわゆる位置づけからすれば児童センターの分館、分室ということでサテライト室というような位置づけではございますが、現行、児童センター等でも既に80人ないしは100人の放課後児童クラブのお子さんをお預かりしていると。あるいは、児童センターですから、自由来館もあるというような状況からしまして、今回のサテライト部分については、運営についてはその建物内一体と、かつ児童センターとも連携ということはございますが、分室、分館という位置づけではなくて、そのサテライトの建物の中にもいわゆる判断をできる、管理ができる人材を置いた上で運営をしなければならないと考えております。その理由としては、サテライト室の定員が、それぞれ三小、四小校地内に建ちますのがそれぞれ100名ずつという子供たちを預かる中で、現行のその児童センターの館長にその部分まで、いわゆる管理責任というわけにはいきませんので、まだ館長という名称になるか、どういう名称になるか、その部分については検討中でありますが、責任、いわゆる判断のできる責任者を置くというような運営を考えております。 さらに、今の学校との責任分担のお話ですが、校庭内を歩いてきて放課後児童クラブにただいまということで、受け付けというか名前を書いて、その時点から全て、いわゆる民生部所管といいますか、子育て支援課上の管理責任と考えております。ただ、校庭で遊んで帰る子供たち、それは学校からそのまま遊んで帰るお子さんもいれば、放課後児童クラブに一度ランドセルを置いて校庭で遊ぶというような子供、両方いるかと思いますが、その部分についてはいずれ放課後児童支援員のほうで一緒に、子供たちを区分けすることできませんので、一緒に管理というか、安全に過ごせるように見守る、そういう指導を行うということで、これまで学校を初め、教育委員会等々と協議を進めているところです。 ○議長(佐藤和好君) 木村議員。 ◆14番(木村和彦君) これ以上踏み込むとちょっと議題外になってくる思いもあるのですが、確かに施設整備をする上で、3項目めに安全性ということで書いてありますけれども、子供たちの安全整備を十分して、この工事については進めていただきたいなというふうに思います。この件についてはこの程度にしておきます。 次に、7・1・4の田尻さくらの湯についてちょっと確認と、いろいろな方がいっぱい質問しているのですが、どうもよく私、理解ができなくているのですが、この設備の増額理由は再三にわたって説明がありました。揚湯量が少ないのが1つ、それからもう一つは源泉の質が濃いと、なので加水して施設を保全するためにしなければならない、そのためにこの工事が必要なのだということなのですが、濃い薄いという具体的な話だけでよく理解ができないのですが、その辺の源泉、当然、くみ上げると温泉によれば泉質の分析も当然されるわけですよね。そうすると、それで希釈しなければならないくらいの濃いという理由は、数字的にちょっと示していただけませんか。 ○議長(佐藤和好君) 柳原田尻総合支所地域振興課長
    ◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(柳原正則君) お答えいたします。 成分が濃いということでこれまでもお話申し上げていますけれども、今回のこのポンプの交換、それからくみ上げる深さが深くなったということと、あと希釈するということで希釈槽の、それで今回補正をお願いしているわけでございますけれども、その希釈する理由につきましては、揚湯試験の結果で湯量も少ないということと、濃いということにつきましては、先ほど只野議員のほうにもお話し申し上げましたけれども、掘削を行いました業者、それから管理運営をお願いしておりますたじり穂波公社ともいろいろ協議いたしまして、このぐらいの成分になりますと配管設備のほうにも影響が出る、そしてさらに湯量も少ないということから、希釈槽を設けて、ある程度希釈して、湯量も確保して供給をするようにしたほうがいいということで、いろいろ協議をした結果、そのような形に計画いたしました。 それで、温泉の分析の関係で、先ほどナトリウム、カルシウム、塩化物強泉という泉質でございますけれども、これは先ほど1キログラム中にイオンが1,000ミリグラム以上あるとこの名称がつくということで、その1,000ミリグラムを超えるような数値が出るような場合に、この成分が濃いというような、そういった形になると思います。 ○議長(佐藤和好君) 木村議員。 ◆14番(木村和彦君) なかなか理解できないの。田尻は3つ、これで3本目の井戸ですよね。揚湯、つまり2号源泉が湧出量が少なくなったために3号泉を掘りますよということで、3号泉を掘るときには私も質疑をさせていただいたのです。この源泉の特性はこういう特性だから、掘るときにはさや管について十分注意しなさいよと、1号泉みたいに薄いさや管を入れると途中から漏れるので、ステンなどをつかったらいかがですかということで質問したときに、今回は2号泉と同じに厚肉を使いましたので大丈夫ですということになりました。それで出ました、出たら今度は濃すぎるために地上部の配管が危ないので、それをでは薄めますよということがされて、この議案が出てきたのです。 そうすると、大崎市は源泉を標榜していますよね。こういう源泉が出たならば、本来は源泉かけ流しという形で、100%の源泉を使って温泉の効能いいですよということでPRするべきなのですよね。今回、これは薄めてやるということなので、源泉かけ流しではありませんよと、早い話、水割り源泉ですよね。ということが果たしていいのですかということです。 さくらの湯は温泉ということで標榜するのですが、多分、毎分40リッター、今120リッター使っていますので3分の1ぐらいに薄まるのでしょう、計算からいったら。違うかな。その数字については指摘をしていただいて結構なのですが、約半分以上薄めるということで、これだけ希釈した源泉をお客さんに提供して、それで温泉という標榜ができるのですかということを確認したいのですが。 ○議長(佐藤和好君) 柳原田尻総合支所地域振興課長。 ◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(柳原正則君) お答えいたします。 その希釈の内容につきましては、一応、湯量の関係から1対1ぐらいの希釈を予定してございますけれども、その場合、先ほども申し上げましたけれども、単純に数値は半分になるというところでございます。ただ、その半分になりましても、先ほどのナトリウム、カルシウム塩化物強温泉という表示には変わりはございませんので、その内容で温泉ということで運用できるかというふうに思っております。 ○議長(佐藤和好君) 木村議員。 ◆14番(木村和彦君) つまり、温泉の標榜については、この成分は含んでいるから、ですから例えば50%に薄まっても温泉ということに標示は間違いないよということですよね。だから、それでいいのですかということです、私が言っているのは。 がんによく効くという青森の某温泉があります。これは超強酸泉ですよね、設備を生かしながら、全国から効能があるということでいらしています。そこに入ると、標榜の中には、この源泉は非常に強いので皮膚の弱い方については障害が出る可能性がありますので、適時加減してお入りくださいという注意書きをしております。つまり、源泉の効能を100%生かすために、できるだけその強さというのを使って標榜して温泉というのを開設しているのです。 さくらの湯の場合は、確かに多くの方がいらっしゃっているのですけれども、今回出た源泉、本来だったら強い源泉が出たので、それを売りにして、これを希釈するのではなくて、上の設備を直して使うべきではないのかなと、私は思うのです。 いろいろな話を伺いますと、全部のお湯にこれが入っているわけではないのでしょう。内湯だったり外湯だったり、外の露店風呂の中のヒノキ風呂だったりの中のごく一部にこれを供給しているだけで、それ以外は別なお湯で沸かしているわけですよね。そうしたときに、その工夫というのは考えられなかったのですか。 ○議長(佐藤和好君) 柳原田尻総合支所地域振興課長。 ◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(柳原正則君) お答えいたします。 今回の3号源泉の掘削、整備につきましては、1号源泉が揚湯不全になったというところでこの代替施設ということで計画をいたしまして、1号源泉ぐらいの湯量、それから成分を期待して掘削をしたところでございます。それで、揚湯試験の結果はこのような形になったということで、いろいろ有効、どのように使ったらいいかというような協議をした中で、源泉浴、当時、1号から供給しておりました源泉浴、それから露天風呂、あとは足湯のほうに使いたいということで計画はしたものでございますけれども、ただその使い方につきましては、例えばあと配管によりまして源泉と露天風呂に使って、それから足湯のほうは2号からといった、そういった計画はいろいろ検討をこれからできると思うのですけれども、基本は1号で使っていた源泉、1号の代替として供給していたその内容でこの3号も利用したいというところから、この配管設備の関係も考えまして、このような希釈槽を設けるというような形にしたものでございます。 ○議長(佐藤和好君) 木村議員。 ◆14番(木村和彦君) 考え方、違うと思う。1号泉、2号泉、普通は源泉が2本ある、中山のしんとろは1本しかないので、あれがとまったらどうするのと、その問題があるのだけれども、普通は1つがとまったときに1つで補うといった場合に予備源泉をつくる。今回は2号泉を掘って10年以内にもう一本を掘るということで、2億円ぐらいかけてやるわけでしょう。予備で1億の源泉使っているのにもかかわらず、全く同じようなことというのは、これ、もうちょっと考えたほうがいい、使い方を。地上部の配管を変えるのにそんなにお金はかからない、まして源泉浴と足湯と露天でしょう。そこまでの配管を持っていくのに、例えば全部ステンレスの配管使ってもそんなに変わらないです。 今の説明でなくて、こういう説明ならわかる、つまり揚湯が少ないのでどうしても供給できないと、だから供給で間に合わせるためには加水して、薄めて供給するしかないというその説明だったらわかるのだけれども、今の説明は違う。今の説明はそうではないと思う、私は。だから、きちんと説明したほうがいいと思う、ここは。 それともう一つ、2号泉も出ているのだから、加水しない方法を考えるべきだ、100%の源泉というのだったら。観光交流課長さん、頭痛くなると思う。せっかくやって、温泉を大崎市でPRしていながら、片や加水した温泉を認めるというのは、私はちょっとここは理解できないのだけれども、その辺、それでしっかりと庁内議論されているのですか、どうなのですか。総合支所長、ないよ、答えが。 ○議長(佐藤和好君) 日野田尻総合支所長。 ◎田尻総合支所長(日野洋祐君) お答えいたします。 ただいま御質問いただきました内容でございますが、多数の議員のほうからいろいろ御質問あった、まず今回の希釈槽の部分がポイントというふうに思いますけれども、例えば課長から申し上げましたとおり、揚湯試験の結果、まずは湯量が毎分30リットルという現状、それから、成分については今回の掘削の場所が1号源泉から近い場所、約20メートル離れた場所において掘削することによって、できるだけ1号源泉に近いものを期待してその場所としたところでございます。結果、今申し上げました湯量と、成分については1号よりも濃い成分となったところでございます。 それで、実際の運用に当たりましては、今、指定管理をしておりますたじり穂波公社のほうとも、この3月に出ました揚湯試験の結果をもとに協議をさせていただきました。それで、今まで1号源泉では先ほど言いました源泉浴、露天風呂、足湯の3カ所ということ、やはり温泉施設をして、今、議員おっしゃるとおり、薄めるということは、せっかくの源泉の魅力を半減させるということは、私たちも十分承知はしております。 ただやはり、今までも温泉の中での源泉の部分が少なくなるということは温泉施設の魅力もダウンするということから、協議の結果、その30リットルをできるだけうまく活用するということで、希釈をして増量しながら、できれば1号と同じような3カ所に持っていきたいという部分があって、今回このような補正の内容ということで提案をさせていただいたところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 木村議員。 ◆14番(木村和彦君) だから30リッターしか出ないのでしょう。前は120リッター出たのですよね、3分の1しか出ないのに同じように給湯するという考え方がおかしくないかということですよ。少ないのだったら少ないなりに、宝物を大事にすればいい。それを水で割って、温泉法上問題ないから3カ所に分けるという考えはもう少し何とかならなかったのですかということ。それを政策的な判断できちっと了としたのかということです。 市長のポスターはみんなそうです、温泉に入って、頭にタオル乗せて、100%のお風呂に入っているわけでしょう、大崎市のPRとして。片や指定管理だからこうだということではないです、源泉を供給するのは市の責任でしょう。指定管理業者が掘るわけではないから。だから、きちんとしたものを供給してやらないとだめでしょうと、穂波公社幾ら入っても、スコップで掘るわけにはいかないのです。 1号源泉がだめになったと、私から言わせたら、20メーター離れたところで掘ったから同じの出るという、このそもそもその発想からおかしいから。1,000メートル先まで掘って、20メーター離れて1,000メートル先にすっかり同じ地層があると考えること自体、間違いですから。これ、掘っている業者はよくわかっているはず。掘っている中で揚湯量がわかるはずですよね、排水揚げて掘っているわけだから、そうするとクラックが出てどのぐらいのむと、そうするとこれだけの中ではこれだけの水の温泉の出る可能性があるということがわかって掘っているわけですから、素人が掘っているわけではないので。 そうすると、20メーター離れて同じ深度、深さまで掘ったから同じようなの出るという考え方は、鳴子の人なんか誰も思っていませんよ、絶対違うと思っていますから。それを、今の支所長の答弁では同じ所で掘って、私から言わせたら全く素人さんの答えです。だったら、逆にもっと掘ればよかったでしょうと、揚湯試験して、穴あいているのだから。それをやめて揚湯試験してこうでしたと、だからこうしましょう、足りないから水薄めていいですかという、こういうことでいいのかということですよ。 出ないのだったら出ないで諦める、鳴子の地獄谷源泉みたいに1億かけたけれども、掘って埋めると、これも1つの決断。3号泉もこれで、30リッターしか出ないのだからこれで諦めると、これも1つの決断です。それを薄めて使うということがきちっと政策の協議の中で導き出された答えですかと。今の支所長だと穂波公社だけの話でしょう。執行部はそれで全部、了としたのですか。 ○議長(佐藤和好君) 日野田尻総合支所長。 ◎田尻総合支所長(日野洋祐君) お答えいたします。 その結果に基づいた形で今回の補正提案でございますが、当然この答えを出すに当たっては、先ほど申し上げましたように、管理者側との協議も踏まえて、今回この提案でいきたいという内部での協議は経て、一応出させていただいているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 木村議員。 ◆14番(木村和彦君) 産経部長にお伺いします。それでいいのですか。 ○議長(佐藤和好君) 後藤産業経済部長。 ◎産業経済部長(後藤壽君) お答え申し上げます。 今回、田尻総合支所からのそのさくらの湯源泉につきましては、庁内におきましても内部会議等々も踏まえて、いわゆる湯量の問題であったり成分の問題であったりということで、こういった今回の提案の仕方ということで庁内のほうでは確認といいますか、了承といいますか、やむを得ないという部分もないわけではございませんけれども、事実として御提案させていただいているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 木村議員。 ◆14番(木村和彦君) 苦しい答弁はわかりますから、できるだけね、おかしいから。ただ、やりたいのもわかる、せっかく1億かけて掘ったから、30リッターでもいいですからやりますよというのわかります。ただ、それ以外の設備の工事として、結果的にお湯が少ないから水中ポンプの能力上げてそこに沈めるということわかります。ただ、これだけ源泉濃度が濃いということは、ポンプアップするポンプにもすごい負担かかりますからね。下手すると来年あたりにポンプが腐食しましたので補正をお願いしますという結論は遠からず見えることですから。もし入れるのだったならばそれに対応するポンプも入れていかないとだめです、どこのメーカーを使うかわかりませんけれども。 ですから、これだけの泉質が出たということは、それに対応する補正を上げてほしいなと思います。ポンプについては聞きませんから。多分そこまでやっているのだろうと思いますけれども、そういうふうなことをしないと、毎年毎年この補修費が出てきますから、きちんとやってもらわないといけない。だから、そういうことをやっていただいて、あとやる人もいますからそこは残しておきますので、やってください。 そういうことですから、そこを生かして、つまり源泉、温泉、田尻の温泉という温泉を標榜するのですから、それに恥じないような設備を投資するなり、この配管の経路を変えて、少なくても100%に入れるところを残しておかないと。ただ水で薄めるということだけでなくて、その辺の配慮を十分にしていただきたいと思います。 最後に、埋め戻しのことをお聞きしたのですが、これはいいです。出てきたときに反対すればいいだけの話なので、これやめておきます。 では、次に進みます。 103号の中心市街地振興条例についてお伺いいたします。 これもいろいろ議論されてきました。一番上の第10条と4条に基づき指定管理を想定しているということでした。どのような受託先を想定しているのかという具体的なことについてはあれなのですけれども、今回、この受託先を選定するに当たって、非常に広範囲です、この施設の管理が。情報だったり物販だったり企画だったりということなのですが、これは1つの委託先で可能なのか、それとも例えば代表のやつを1つぼんと決めて、それにサテライトみたいに、その下で例えば物販だったり情報発信だったり企画運営だというふうな形のできる受託先を想定すればいいのでしょうか、お伺いします。 ○議長(佐藤和好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) 今回、指定管理制度を活用するということで、まずは施設の包括的な管理によりまして、効率性あるいは民間ノウハウというものを十分に活用を図っていきたいという考えがございます。 その中にあって、ただいま御指摘のとおり、業務が物産であり食事提供、そして情報発信ということで、複数にわたるということでございまして、この部分につきましては、この事業者、指定管理を行う事業者がみずから直営をするという場合も想定されますが、部分的には利用承認を行ってテナントを入れると、あるいはその専門性の高い事業者との連携によってその下に入っていただいて、支援を受けるふうなやり方もあろうかというふうに想定しているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 木村議員。 ◆14番(木村和彦君) そうしますと、例えばそういう今の答弁の中で、メーンで受けたその後、受託先と委託できるようにするということになるのですけれども、条例にはそういうの載っていないのだけれども、それについては規則とか、いろいろな形で今後定めていく、もしくはそういう規則がもう既にでき上がっているという解釈でよろしいのですか。 ○議長(佐藤和好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) これらにつきましては、この業務運営等々についての具体的な内容については、募集要項等につきまして記載をしている、検討しているところでございます。ただ、これは当然完成したわけではなくて、調整を進めているわけでございますけれども、この中において、先ほど申し上げましたとおり、各関連事業者との連携等々におきましても可能であるというような内容も記載しているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 木村議員。 ◆14番(木村和彦君) そうですか。そうすると、その後で指定管理を募集するときに募集要項の中でいろいろ決めていくということですね。わかりました。それはそれでいいです。 では、その次にいきます。 第5条をお伺いします。 地域振興施設の休館日及び開館時間は次のとおりにするということで、この中で休館日は設けない、1つ。それから、開館時間については午前8時30分から午後7時までで、休憩、情報発信施設及び駐車場は終日となっています。 そうすると、例えば指定管理にするときに指定管理受けた側は、建物内部については時間が規制があるよと、ただ駐車場もしくは情報発信施設については24時間やっているということですから、誰か1人常駐する必要があるの。つまり、セキュリティーはどうなるの。時間外、逆に言うと、営業時間外については誰がどういうふうにするのかということ、ちょっとここでは不明なのですが、その辺はどういうふうに捉えていますか。 ○議長(佐藤和好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) 施設の安全対策という点でございまして、非常に重要であるというふうには認識しているところでございます。 こちらにつきましては、まず1点目は、規則のほうにおきまして、1つは利用者の遵守事項ということも定めたいということで予定をしてございますけれども、この中で他の利用者の迷惑になる行為はしないことであるとか、あるいは事故防止に努めるといったような内容を明記して、これについては周知などをしていきたいというふうには考えておるところでございますが、実際の安全対策ということでございまして、やはり休憩施設、情報発信施設につきましては24時間、終日ということになりますので、この安全を確保することは近隣住民への迷惑をかけないということにもつながりますので、十分に配慮をしていく必要があると考えているところでございます。 こういった部分につきましては、先ほど申し上げましたが、利用者へのまず1つはマナーの徹底といったものを周知していきたいという部分もございますし、あるいは日中につきましては職員とか、あるいは清掃員等にも御協力いただきながら見回りをしていただくというふうなことも必要かなと考えております。 また、夜間におきましては、防犯監視カメラを設置する予定になってございまして、こちらが今のところ屋外に4台ということで、駐車場側あるいは広場側とか、あるいは施設の裏側、裏手といったようなところに4台ほど設置予定ということで、現在整備を進めていくということでございます。 なお、施設内については警備システム、機械警備等も入るということになると思いますけれども、こういったものも含めながら、十分に活用しながら安全対策は講じていきたいと思っております。また、それ以上の何か防犯上の問題があれば、これについては関係機関等々と連携をしながら対処していく必要があると、こういうふうに考えております。 ○議長(佐藤和好君) 木村議員。 ◆14番(木村和彦君) それでは、今の説明だとよくわからないので、わかりやすくちょっとお聞きしたいと思います。 三本木の道の駅、それから池月の道の駅、皆さんもよく利用されると思うのですが、車のフロントガラスに長時間の駐車は御遠慮くださいという張り紙をされた車をたまにですが見かけます。それから、池月の道の駅には1週間ぐらいお泊まりの車が、泊まっている車があるような話もお聞きしました。厳密に1週間見たことないので、とまっているのは見かけました。 大崎市には鬼首にオートキャンプ場があります。これは泊める、宿泊するための施設を立派につくりました。電源もありますし、トイレもつくった。今回、その対策の中で、一部の報道によるのですけれども、利用のこの条例の中にはお泊まりしちゃだめですよというところに何もないですね。私が不安なのはそこなのです。 なぜかというと、その近くには今度、そういう児童施設をつくる、もしくは防災かなめの消防ポンプが来たり、あとは今度いろいろな施設がいっぱい来るわけですよね。そうしますと、それをとめるというのはPR看板だけではできなくて、ある程度効力のある規則をつくらないといけないのかなというふうな思いがするのですが、条例には載っていないのだけれども、これは規則で追いかけていって強制力を発揮できる施設をつくるということなのでしょうか。 ここの6条の第3項には「市長は、店舗区画等を利用する者がこの条例又は条例の規定に基づく規則に違反すると認めるときは、利用の許可を取り消し、又はその利用を停止することができる」とあるのです。そうすると、条例にはないので規定に基づく違反ということになると思うのですが、その辺はどのように解釈すればいいのでしょうか、お伺いします。 ○議長(佐藤和好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) こちらの対応策でございますけれども、いろいろ、現状として車中の宿泊なのか、仮眠なのかという部分もありますけれども、現状の把握という部分もございますけれども、こういった部分につきましては、先ほど申し上げましたとおり、利用の遵守事項ということで規則に定める予定になっておりますので、その辺で、そういった部分のもう少し具体性のある記述が必要かどうかも含めて、対応していきたいというふうには考えているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 木村議員。 ◆14番(木村和彦君) 具体的な、決めていないと、つまり、ないためにそれを御遠慮してくださいということもなかなかできないと。ですから、張り紙にならざるを得ないのかなと、私は思っていたのです。だから、今度のこの条例が出されたので、あわせて三本木の道の駅だったり池月についてもその辺はもうちょっと進んでいかないとだめなのかなという思いがあるのですけれども、ここだけ新しい条例をつくって規則を定めるということは、ほかに遡及しないですよね、ほかにもいかないということなので、せっかく大崎市に3つの道の駅だという標榜するのですから、どこの道の駅でも安心して利用できるということが本当の必要性だと思うのです。それが安全性につながるというふうに思うのですけれども、そこの場所、もう一度そこだけ伺うことと、もう一つは、ではこの取り締まりは指定管理者がするのということなのです。誰がするのですか。 ○議長(佐藤和好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) この市内3駅、新しくできる道の駅おおさきも含めて、3駅の管理運営上の、特にこの安全対策という部分、これは安全対策部分に限らず、やはりちょっと整合がとれていないという部分も確かにございます。ですので、これについては今、指定管理ということでほかの2駅につきましては指定管理がスタートして、32年度末までの指定管理ということになっておりますけれども、1つの更新時期、次回の指定管理の更新時期を捉えて、こういった見直し、あるいは整合を図っていくというふうな整備は必要になるのかなというふうに考えております。 それから、この安全対策の責任者でございますけれども、基本的にルール化といいますか、すべきところだとは思いますが、通常の管理部分につきましては、これは指定管理者ということで認識しております。ただ、通常はないイレギュラー的な部分の管理が発生すると、募集要項上に記載していないようなものがあれば、それについてはその都度協議という部分が出てくるかなと思っておりますが、基本的にはこれ自体の管理につきましては指定管理というふうに考えているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 木村議員。 ◆14番(木村和彦君) そこはしっかりと詰めていったほうがいいと思います。指定管理業者さんに取り締まれといってもなかなか難しいことが多いので、逆に、すぐ隣に古川警察署がございますので、防犯とか安全とかも含めて、いろいろな形で協議できる機会をつくるなり、規則の中でそういうのをつくっておいてもいいのかなと思いますので、そこはひとつ御配慮賜ればなというふうに思います。 ごめんなさい、全く正反対な質問で申しわけないですが、ちょっと推進監に伺います。 私、田舎者なので、全国いろいろなところを見て歩いているのでわかると思うのですが、今、私が質疑した内容と全く逆の道の駅をPRされているところが福島にあります。つまり、道の駅の利用率を高めるために、ぜひ泊まって道の駅の利用を上げてくださいという地域もあるのです。 今、私が質問したことは逆に泊まりはだめよということを言いたかったのですが、それ、どういうふうにするのということなのですが、その辺、道の駅の特性を考える上で、大崎の道の駅はこういうふうなのだよと、逆に泊まれる駅だということを売りにするということもあるのですけれども、これは道の駅の利用、つまり条例だったり規則をつくるときに重要な1つの定める要素になると思うのです。 ですから、今回の条例については、今の答弁を含めれば、仮眠だったり、やむを得ず泊まるのはしようがないけれども、それ以外の連泊については何らかの形を講じるような規則をつくっていきたいという答弁だと私は受けとめたのですが、それと同時に、そういうふうな売り、つまり道の駅の有効利用、利用率を高めるという、2つの全く反することがあるのですけれども、その辺を全国的に見て、推進監はいろいろなところを見ていらっしゃるでしょうからわかるのですけれども、そういった方向で大崎の道の駅はいいのかなというふうに私は思っているのですが、どのような、お考えをお持ちでしたら、その辺をちょっとお聞かせいただければありがたいのですが。 ○議長(佐藤和好君) 武元産業経済部世界農業遺産推進監。 ◎産業経済部世界農業遺産推進監(武元将忠君) 推進監の武元でございます。 先ほど御質問いただきました道の駅の宿泊という観点なのですけれども、コンセプトとしては先ほど熊谷課長からも御説明させていただいたようなことではございますが、やはり農業遺産をテーマとして、そのアクションプランと連携して運営を行っていくということをこの道の駅でも生かしてまいりたいというふうに思っております。 そのような中で、今回の道の駅につきましては中心市街地に設けるもの、誘導していくというコンセプトもございます。基本的には、そこ自体に宿泊するというのはなかなか難しいということではありますが、今まさにアクションプラン推進会議の中で、地域をめぐっていただきながら、例えば農泊であったりとか民泊であったりとかということも広げていきたいと思っておりますので、道の駅がそのゲートウエイとなるような機能を果たせていけるようにして、そこからさらに宿泊機能を各地域に、皆さん方に、旅行者の方々にも行っていただけるような、そのような道の駅にはしていきたいというふうには思っております。それが私どもが考えている農業遺産のツーリズムの流れかなというふうには思っております。 ○議長(佐藤和好君) 木村議員。 ◆14番(木村和彦君) 今、とても大事な答弁いただきました。ありがとうございます。 確かにそこなのですよね、つまり利用者に対する制限を厳しくするとそういうこともあるのかなと思ったのです。 なぜかといいますと、蕪栗沼もそうですし、それから化女沼もそうなのですが、ラムサールの指定になったときに、朝の飛び立つとき、それからねぐら入りということで早朝から結構、全国、全世界からお客様がいらっしゃいました。化女沼なんかは特にインターチェンジのすぐ近くなものなので、もう前の晩に入って、あそこに泊まって朝の飛び立ちを見るという方、結構いらしたのです。そうしてしまうと、それも一つの観光誘導につながっているのだろうと。ですから、泊まりはだめということもまた難しいなというふうな思いもします。かといって、今、答弁ありました中心市街地の中で、あそこにどんどんとキャンピングカーが来てキャンプファイヤーされたのでは困ったものだということも1つあります。ですから、どういうふうに利用していく、もしくは安全に利用できるかということがこの条例のうんと大事なところだし、規則を定めるときも非常に大事なことだと思います。 今の答弁をお聞きしますと、指定管理者が基本的にやるのだよということなのですが、指定管理者にこれでお任せというのはちょっと厳しいものがあるのかなという思いがいたします。現実に道の駅、つまり池月の道の駅でも三本木でも困っている現状があるわけなので、この規則の改正はなるべく急がれたほうがよろしいかなというふうに思います。せっかくこれを機会に提言することができましたので、その辺はいろいろなところにサンプルがあると思いますので、その情報を共有して、すばらしい道の駅、つまり1つの市に3つも道の駅があるということですので、本当に安心して利用できる、そしてまた、指定管理者も安心してこれで運営できるという安心をきちっと担保してあげないといけないと思うのです。 ですから、条例にはこれ以上載ることは無理だと思いますので、規則でもう少しこの辺をもんでいって、利用率を高める企画をするということでやっていただきたいと思うのですが、その辺だけ確認させてください。 ○議長(佐藤和好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) 今回、条例のほうは提案をさせていただきまして御審議いただいておりますけれども、あわせまして今後、その細部を補完する部分、あるいは市の政策等の連携を十分に図る視点、そういったものを十分に執行できるような形、そういった部分につきましては、今、御指摘いただきました規則のほうについても十分に検討しながら進めてまいりたいと考えております。     〔「終わります、ありがとうございました」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤和好君) 質疑の途中でありますが、暫時休憩いたします。 再開は午後1時といたします。               -----------               午前11時58分 休憩               午後1時00分 再開               ----------- ○副議長(氷室勝好君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 質疑を続行いたします。 22番山田和明議員。 ◆22番(山田和明君) 議案第98号大崎市一般会計補正予算(第3号)ですけれども、私からも質疑をさせていただきます。 まず初めに、児童厚生施設ですけれども、放課後児童支援施設整備事業についてお尋ねいたします。 先ほど木村議員に対しまして、今回サテライトの整備事業を図る上で、先ほどは国からの指導があったという説明がありました。これ、きちんと整備する前に国が示している放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準があります。それに基づいて大崎市もきちんとした健全育成の設備に関すること、運営に関することの基準が定められたものと思っておりますけれども、その辺のところ、課長はこのサテライトの整備する前の段階で、国の基準との整合性をどのように図ってきたのですか。 ○副議長(氷室勝好君) 宮野子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長(宮野学君) お答えをいたします。 昨年度中から国とは協議をしてまいりまして、当然のことながら、その際には国の基準省令あるいは大崎市の例規でうたっております基準についても当然網羅した内容で協議は進んでおりました。国の方針としては、昨年度中は100人で1つの単位ということで構わないというようなお話でございましたが、国でもいわゆる大規模な1つの支援体が100人というような支援体のほうが、今後是正する方向で行きたいというようなこともありまして、市として内容を協議した結果、建物が2階建てで整備をいたしますけれども、1階部分、2階部分それぞれでいわゆる支援体といいますか、児童クラブの単位をそこで分けるということで協議が進んでまいったものでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 山田和明議員。 ◆22番(山田和明君) そうですね、国の基準では多くても70人かなと思っています。それで今回、大崎市は100名ですので、40名、60名にするようでございます。施設も、そして1階ではなくて2階にするということでございます。 それで、平成26年4月30日に基準を国でつくっているのです。大崎市としても、私もこの放課後児童クラブについて随分質問、質疑させていただきました。それで、今回このように学校敷地に決まっていたということは大変私もうれしく思っておりますし、また父兄の方も喜んでいるだろうと思っています。目指すものは敷地の一番近傍地の中でそれらサービスをして、充実したサービスをする中で子供さんも大きく成長していただければと思っております。 それでですけれども、今回1階と2階の部分になりますと、この児童クラブは1つの児童クラブになるのか、2つの児童クラブになるのかということもありましたけれども、これは今後、児童クラブを正式に2つということになるのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 宮野子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長(宮野学君) 今お尋ね部分につきましては、1階については40名、2階については60名の受け入れ定員で考えておりまして、それぞれ放課後児童クラブ1と2と、わかりやすく申し上げますとそのような形で分離をしたクラブになります。 ○副議長(氷室勝好君) 山田和明議員。 ◆22番(山田和明君) それが国の基準だと思っています。それで、大崎市もそれに合致するということだと思っておりますけれども、今後につきましては、この職員数ですけれども、職員数の配置につきましては、先ほども出ましたけれども、児童の集団の規模、基準、40名、60名の中で、対しまして職員の配置はどのように今後、今後というよりも考えておられますか。そしてまた、有資格者の配置などについてもお尋ねいたします。 ○副議長(氷室勝好君) 宮野子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長(宮野学君) 職員の配置につきましては、基準省令によりまして、いわゆる40人に対して放課後児童支援員を2名というような配置になっておりますので、40名の部分で最低2名、あと60名の部分で3名というような考え方がございます。 さらに、平日の放課後の部分についてはその程度の人員で構わないのですが、いわゆる夏休み期間中等については7時半から7時半までお預かりするということで、短時間パート等を含め10人程度の人員で最大回すときが来るだろうということで考えております。 さらに、放課後児童支援員の資格については、いわゆる学校の教員免許をお持ちの方、あるいは保育士、幼稚園の資格をお持ちの方ということで、基本的には現状としても有資格者を採用しながら子供たちを安全に見ていただいているという状況でありますので、サテライトについても同様の有資格者の配置を考えております。 さらに1点なのですが、これまでも議会等で御質疑をいただいておりますとおり、いわゆる民間委託の部分もあわせて検討しているのも事実でありますので、今後これからちょっと材料を集めて今、判断すべき材料を集めている段階でありますので、その材料が整い次第、そのあたりも判断しながら、運営については決定させてまいりたいと考えております。 ○副議長(氷室勝好君) 山田和明議員。 ◆22番(山田和明君) これまでも国の基準、そして大崎市の新たな基準を出しながらいろいろと、国との話し合いがまとまった上で、今回補正ということだと思っています。 それで、この建物を建てることによって、私も通告、出しておりますけれども、今年度内にそれら事業展開の準備ができるのだと思っておりますけれども、それは十分に可能なのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 宮野子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長(宮野学君) まず、建物のほうの準備について申し上げます。 今回の建物は軽量鉄骨造の2階建て、工法についてはいわゆるプレハブ工法を採用して整備を考えております。プレハブ工法と申し上げますと、ある程度の部材を工場のほうで準備をして、それを現場で組み立てを行うと。その後に内装あるいは電気、機械設備等々を整備してまいるということで、これまで常任委員会等でお示ししておりますとおり、おおむね4カ月の工期があれば十分間に合うということで考えております。 それと、運営部分につきましては、直営にせよ民間委託にせよ、当然人の手配には時間を要するものですので、その部分については早々に判断し、必要な措置を講じたいと考えております。 ○副議長(氷室勝好君) 山田和明議員。 ◆22番(山田和明君) 次に移ります。 3の1の1ですけれども、生活困窮者の自立支援事業ですけれども、このことについてお尋ねをいたします。 今回、予算が計上されておりますけれども、このことについて、大崎市もいよいよ始まるということでございまして、この子供の生活各種支援事業なのですけれども、大崎市内で1カ所になるのでしょうか。それとも、この大崎市、広いエリアでございます。それ以外数カ所という考え方もあることも私は大事なのかなと思っていますけれども、これは生活困窮者支援事業の名のもとに基づいた事業でありますので、学習支援事業について数カ所なのか1カ所なのか、どういうことを進めようとしているのか、お尋ねいたします。 ○副議長(氷室勝好君) 高橋社会福祉課長。 ◎民生部社会福祉課長(高橋幸利君) この事業につきましては、今年度プロポーザル方式で業者の選定のほうを予定しております。一応こちらとしましては最低3カ所以上の会場を設けていくということで、プロポーザルのほうにお願いしたいと思ってございます。 それとあと、どうしても大崎市は面積が広いですので通園するのに困難な方もいると思います。そういう方につきましては、家庭のほうを訪問しての相談を受けたりというふうなことも実施したいと考えております。 ○副議長(氷室勝好君) 山田和明議員。 ◆22番(山田和明君) 数カ所という答弁でございました。私も1カ所ではなという思いがありましたので質疑をさせていただきました。旧玉造地域とか旧志田郡地域とか古川、よくそこの場所を選定しながら、3カ所ということでございますので、きちんとその運びをしていただきたいなと思っています。 また今回、この事業は、この生活困窮者自立支援法の成立が25年12月でした。それで、生活困窮者自立支援法の施行が27年4月でございました。それで、私も各地調べてまいりましたけれども、この実施している市なのですけれども、平成27年は仙台市と岩沼市が開始されておりました。28年度は塩竃市と石巻市でございました。大崎市、若干おくれまして来年から始まるのかなと思っていますけれども、これ、もっと早くこの事業を、私、そうすればできたのではないかと思いながら、今回このような計上になったのですけれども、この間どのような協議をされてきたのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 高橋社会福祉課長。 ◎民生部社会福祉課長(高橋幸利君) 確かに、早いところはもう法律施行と同時にやっているところもございました。宮城県のほうですと福祉事務所単位でこれを実施しておりますので、県内の町村につきましては県のほうの福祉事務所のほうでやるということで、県のほうでも県南のほうからやってきまして、今年度、平成30年度から県北のほうにも入ったということで、一応町村については県内で全部やるようになりました。 大崎市につきましては、これまでも検討はしてまいったのですが、なかなか面積も広いということもございましたので、ちょっと実施までに時間を要したということでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 山田和明議員。 ◆22番(山田和明君) ちょっと話戻りますけれども、公募型のプロポーザルで開始されますけれども、事業概要につきましては、これもある町、ある市で、いわゆる民間団体と連携をいたしまして、職員のOBの方の協力とか、あとは学生のボランティアのスタッフのお力をおかりいたしましてやられているところが多いようでございます。 そのプロポーザルの内容なのですけれども、まだ踏み込むのは早いのかなと思っているのですけれども、これら協力体制は今後どのように当局としてお考えなのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 高橋社会福祉課長。 ◎民生部社会福祉課長(高橋幸利君) まず、プロポーザルの選定をやるに当たりまして、生活困窮者自立支援法の趣旨、あるいは子供の貧困の現状への理解、あるいは専門的知識ですとか技術、企画力、実務経験なども備えた事業者に委託したいと考えております。また、家庭環境ですとか子供の状況に応じた支援の実施ですとか関係機関との連携を図ることというのも期待しておりますので、そのプロポーザルの提案された内容によりまして、関係機関とも十分連携図られるかとか、あるいは学校ですとか、そちらのほうとの連携も図っていただきたいと考えております。 ○副議長(氷室勝好君) 山田和明議員。 ◆22番(山田和明君) 箇所については3カ所という希望がありますので、その箇所箇所の、その近傍地の皆さんからの協力もいただくことも私は視野に入れるべきだなと思っていますけれども、よろしくお願いいたします。 次に移ります。 次に、がん患者の医療用のウイッグにつきましてはお話を受けましてありがとうございます。それで理解をいたしました。 それで次に、8の2の2ですけれども、道路橋りょう維持費ですけれども、このことについて若干質疑をしたいと思います。 午前中の質疑の答弁では541カ所、331カ所がやられて61%ができたのだということで、額で52.5%ということでございます、答弁がございました。このことについて、年度内に補正予算を出して、年度内に工事もきちんとやられて、額も全部100%支払うことができるのでしょうか、お尋ねいたします。 ○副議長(氷室勝好君) 村田建設課技術副参事。 ◎建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](村田正志君) お答えします。 今回補正をいただきましたその工事の部分につきましては、早急に工事を発注いたしまして、年度内に終わるようにいたしたいと考えております。 また、委託の部分につきましても、残るようなことがないように、市民の要望に応えられるように進めてまいりたいと考えております。 ○副議長(氷室勝好君) 山田和明議員。 ◆22番(山田和明君) 年度内に終わらせるという御答弁でございます。維持費についてもやるということでございます。 それで、午前中の答弁ではなかったのですけれども、総合支所ごとの、総合支所でも小さい工事とか、いろいろな生活関連とか市民の皆さんから要望というものを受けて、古川も皆同じですけれども、本庁も同じですけれども、やられておりますけれども、総合支所単位に具体的に要望上がっている、今回、補正予算に上げるために要望を上げた箇所があるなと思っていますけれども、それは今回の予算に反映はされているのですか。 ○副議長(氷室勝好君) 村田建設課技術副参事。 ◎建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](村田正志君) お答えします。 今回の補正については、現場の状況から早期に修繕が必要とされる路線を計上しております。その他の要望路線については、部分的な補修を行いながら舗装の修繕計画の中に入れまして、各総合支所で優先順位を決めていただき対応していきたいと考えております。 ○副議長(氷室勝好君) 山田和明議員。 ◆22番(山田和明君) それで、これ、道路橋りょう維持費なのですけれども、委託料と工事請負費、毎年結構、繰越明許費出ているのです。ことし29年度出ました、また私も決算で質疑しますけれども、29年度では繰越明許費でこの委託料4,400万です、そして工事請負費は1億200万以上、繰越明許費が出ておりまして、この予算がこのまま今回の補正予算になっているのだと思っているのですけれども、このようなことでいいのですか。 ○副議長(氷室勝好君) 村田建設課技術副参事。 ◎建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](村田正志君) 繰り越しした事業につきましては、道路橋梁の設計の委託と、それの修繕工事について繰り越したものでございます。今回、補正に上げておりますような維持修繕に関しましては、繰り越しをしていないような形になっております。 ○副議長(氷室勝好君) 山田和明議員。 ◆22番(山田和明君) それと、橋梁維持補修工事費は今回の予算に入っていないのですか。 ○副議長(氷室勝好君) 村田建設課技術副参事。 ◎建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](村田正志君) 当初予算の中には橋梁の維持補修という部分で、どうしても簡易な部分で、路面の段差、橋の段差、その辺の部分について、できるものについては今年の予算の中に入っております。 ○副議長(氷室勝好君) 山田和明議員。 ◆22番(山田和明君) なぜそのように入るのですか。と申しますのも、この道路橋りょう維持費の中で、工事請負の中で橋りょう維持補修工事費として予算ありますよね、予算の区分がありますよね。そこでやっぱりこの簡易な段差とか、その辺についてやっぱりきちんと、私は予算化するべきだと思っています。道路維持費は維持費としてやっぱりきちんと工事としてやるべきだなと思っていますけれども、いかがでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 村田建設課技術副参事。 ◎建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](村田正志君) 橋梁の部分につきましては、今年度、維持補修の中でやるのが橋梁で61橋ございます、段差については。それで、簡易なものについてはそういう形の段差ですので、ことしのうちにその段差をまずなくしたいということで、今年度だけということでお願いしているところでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 山田和明議員。 ◆22番(山田和明君) 今年度だけですか。今まではないのですね。 それで、今年度だけということは、これ、何で今年度だけなのでしょうか。それで、61橋に対する予算の手当だと思っていますけれども、これはこれだと思っているのですけれども、これはこれということで、橋梁は橋梁だと思っています。きちんとそこは区分けをしながら、きちんとした予算の取り方して、そして工事費もやるべきだなというものが筋ではないでしょうか。
    ○副議長(氷室勝好君) 村田建設課技術副参事。 ◎建設部建設課技術副参事[公園・維持担当](村田正志君) 今お話しした道路橋梁の部分ということで、路面の段差と、要は橋の部分と道路の部分の段差でございますので、道路維持のほうにもつながるということで、早急にその辺も今年度直しておきたいというところでございます。来年からは当然、橋梁の部分は点検をした部分の中で工事のほうに振り分けてやっていきたいと考えております。 ○副議長(氷室勝好君) 山田和明議員。 ◆22番(山田和明君) ところで、鹿島台の小川橋なのですけれども、あそこのところも橋梁で調査しているのだと思っています。まずはそこの区間の、100メートルの区間の拡幅についても、当局で質問に対して検討の、前向きの答弁もあったやに伺っております。そういうことからすれば、現況の中で小川橋とあの100メートル区間の整備についてはどのようにお考えでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 加藤建設部長。 ◎建設部長(加藤栄典君) 議員おっしゃられるところの橋でございますそれについては十分に認識をしているところでございます。 ただ、大崎市、橋800、900弱というふうな形でございます。その中で点検というふうな形でございますので、その部分の交通量でございましたり、あとはその中で、前にもお答えをしたかと思いますが、接続する道路の角度、例えばそういうふうな形の、公安委員会、そういうふうな形、あと県とのお話の中も1つあったやに記憶してございます。そういう部分を整理しながら、優先順位をつけながら進めていきたいというふうに考えてございます。 ○副議長(氷室勝好君) 山田和明議員。 ◆22番(山田和明君) ぜひ進めていただきたいと思っています。 最後に、債務負担行為でございますけれども、総務部理事からこの債務負担行為についてはなかなか質疑が出ないのですというお話ありましたけれども、私のほうから出させていただきます。 債務負担行為の214条の中に、「普通地方公共団体が債務を負担する行為をするには、予算で債務負担行為として定めておかなければならない」ということで、大崎市も定めております。債務負担行為は予算の内容の一部として議会の議決によって設定されますが、歳出予算に含まれませんということはどういうことなのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 赤間総務部理事。 ◎総務部理事[財政担当]兼財政課長事務取扱(赤間幸人君) 歳出予算と申しますのはあくまでも現年度分のことを申します。債務負担行為と申しますのは次年度以降の債務を市が保証する意味での設定ということで、今年度予算は含まず、次年度以降の債務を保証するということで、債務負担行為というものを設定するという規定になってございます。 ○副議長(氷室勝好君) 山田和明議員。 ◆22番(山田和明君) そういう現年度化ということだと思っていますけれども、それで大崎市も大型事業めじろ押しでございます。この債務負担行為によって大崎市も恩恵といいますか、予算上のことなのですけれども、それとあとは事業が進むということだと思っていますけれども、歳入歳出の部分ですけれども、後年度に先送りすることによって債務負担行為です、先送りするという言葉と申しますか、そうなってきますと、財政運用上の問題点はやっぱり負担が強いられることは間違いないのですよね。そうなった場合の大崎市としての財政上の、予算の乱用ということはないのでしょうけれども、随分後に後年度の負担があり得るということですよね、債務負担ということでは。 ○副議長(氷室勝好君) 赤間総務部理事。 ◎総務部理事[財政担当]兼財政課長事務取扱(赤間幸人君) 議員おただしのとおり、債務負担行為につきましては次年度以降の債務を市が保証するといったものですので、当然、後年度に影響は出てまいります。 ただ、予算の原則上から申し上げますと、予算というのはやはり単年度主義といいまして、その年度内で全て終わらせるのが原則と。債務負担行為につきましては、単年度予算措置の例外的な措置の一つということになります。これは各自治体でいろいろな事業をしますが、どうしても単年度だけ、1年だけでは終わらない事業があります。ただ、契約はしておきたいと、そういった場合に、次年度以降もきちんと市が債務を保証して契約を結びましょうという、そういった事務手続上の制度の一つでもあります。 それと、債務負担行為、次年度以降の財政負担にどのようにかかわってくるかという部分で申し上げますと、やはり次年度以降の財政負担で一番大きいのは地方債の部分です。債務負担行為につきましては、実際、管理業務であるとか、そういったものにも債務負担組みますので、それはそれでもう経常経費の部分で見ている部分がありますので、地方債と比べれば、債務負担行為における将来的な財政負担というのは結構少ないのかなというふうに考えているところでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 山田和明議員。 ◆22番(山田和明君) それで、予算に定めるだけ、限度内での支出なのかということでおただししておりますけれども、地方自治体につきましては債務負担行為をする期限というのは定めがないと思っていますけれども、長くなればなるほど負担の平準化が図られるとか、そういうのはあり得るのですか。 ○副議長(氷室勝好君) 赤間総務部理事。 ◎総務部理事[財政担当]兼財政課長事務取扱(赤間幸人君) 債務負担行為の設定の上限といいますか、そういったものは市町村にはございません。国の場合は原則5年、最大でも10年だったと記憶しておりますが、ただ、債務負担行為を長期にわたって設定してしまうと、将来的な社会情勢であるとか、あるいは経済情勢が適切に反映できないという懸念もありますので、その辺は事務事業内容をよく精査の上、3年にするとか5年にするとか、あるいは建設事業であればもう適切な工期が見込めますので、そういった部分で期間の設定を行っているところでございます。     〔「終わります」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(氷室勝好君) 次に進みます。 8番八木吉夫議員。 ◆8番(八木吉夫君) 8番八木でございます。 私で15番目ということで、前段の議員さんの御質疑、答弁等々である程度は理解させていただきました。そういった中で、ちょっと若干まだ理解が足らないのがありましたので、おただししたいと思いますが。 初めに、7款1項4目のさくらの湯の件でありました。この件、ちょっと私も聞いていまして、確認のためにちょっと申し上げますけれども、違ったら後で教えてください。 最初に1号の源泉を掘ったときに毎分170リッターが出てきたと。2号源泉のほうは毎分100リッターという、それで今回、3号が30リッターということだったのですが、まず1つ、それでよろしいのですか。 ○副議長(氷室勝好君) 柳原田尻総合支所地域振興課長。 ◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(柳原正則君) お答えいたします。 まず、1号源泉でございますけれども、掘削当時、湧出量が毎分176.5リッターでございます。2号源泉につきましては、掘削当時、毎分126.8リッターでございまして、10年後に一度再調査をするということになってございまして、28年に調査したところ毎分104.4リッターということでございます。3号源泉につきましては、前にも申しましたけれども、毎分30リッターという状況でございます。 ○副議長(氷室勝好君) 八木吉夫議員。 ◆8番(八木吉夫君) そこで2号源泉のほうなのですが、それを抑制して60リッターにしていたというふうに私、何かメモとってあったのですけれども、間違いありませんか。 ○副議長(氷室勝好君) 柳原田尻総合支所地域振興課長。 ◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(柳原正則君) お答えいたします。 くみ上げる設定のほうを60リッター前後に設定しているということで、毎分、現在は60からその前後で推移しているところでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 八木吉夫議員。 ◆8番(八木吉夫君) それとさらに、1号源泉のときには温度は何度だったのかなと。3号源泉のところは31度だというふうにお伺いしたのですけれども、できれば1号、2号のときの温度まで教えていただきたいと思います。 ○副議長(氷室勝好君) 柳原田尻総合支所地域振興課長。 ◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(柳原正則君) お答えいたします。 1号につきましては掘削当時39.5度でございました。2号源泉につきましては当初、平成19年でございましたが、32度、それから10年後の28年に調査したところでは25.1度ということでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 八木吉夫議員。 ◆8番(八木吉夫君) ありがとうございます。 そういった中で、1号源泉から、今回3号源泉が20メーター離れたところで掘削したところ、毎分30リッター、塩分濃度が強いということで希釈するために希釈槽と、さらに深度、深さをもっと深くということで今回の予算措置だったというふうにお伺いしたのですが、であるならば、1号、2号、3号、今現在何メーターまでの掘削でお湯が出てきたのか、教えていただきたいのです。 ○副議長(氷室勝好君) 柳原田尻総合支所地域振興課長。 ◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(柳原正則君) お答えいたします。 1号源泉では掘削した深さにつきましては1,200メーターでございます。2号源泉につきましては1,000メーターというふうになってございます。今回、3号源泉につきましても2号源泉と同様1,000メーターの掘削を行っております。 ○副議長(氷室勝好君) 八木吉夫議員。 ◆8番(八木吉夫君) 今回のこの予算措置では、さらにもっと深くという形の予算措置なのですか。 ○副議長(氷室勝好君) 柳原田尻総合支所地域振興課長。 ◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(柳原正則君) お答えいたします。 源泉の掘削は1,000メーターということでございますけれども、実際、お湯を揚げるところのポンプの設置位置が、当初、1号源泉で300メーター程度でしたので、それで予定しておりました。今回、3号源泉を掘削して調査したところ、370メーターの深さまでポンプを下げなければならないというところで、揚湯管の延長増となったものでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 八木吉夫議員。 ◆8番(八木吉夫君) 私、前段の議員さんからの答弁なんかをずっと聞いていまして、地下水までもくみ上げて利用しているということで、枯渇してくるというようなことなんかはお考えか、そういった調査は。どれだけの湯量があるのかとかという、そういった調査はしていらっしゃるのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 柳原田尻総合支所地域振興課長。 ◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(柳原正則君) その調査でございますけれども、2号源泉につきまして当初、19年度に掘削いたしまして、10年後に再調査したというところで、そのときに、当初126.8、10年後は104.4というところで、若干湧出量が少なくなってきているというところはございます。ただ、1号の場合、1号の場合も当初は176.5ほどございましたけれども、年々その湧出量が少なくなってきていた状況でございました。 ○副議長(氷室勝好君) 八木吉夫議員。 ◆8番(八木吉夫君) そういったことで、地下1,000メーターとか、そういったところの深さですから、直接目に触れるところではないのでしょうけれども、埋蔵量と言ったらおかしいですけれども、どのぐらいのお湯が埋設してあるのか。埋設と言うのはおかしいですが、普通、地下水ならどれだけの大きさの地下水のものがありますよとかという、そういうのを、科学者であれば調べることができるのでしょうけれども、ちょっと私もわかりませんので、そういった点はお調べなのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 柳原田尻総合支所地域振興課長。 ◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(柳原正則君) その湧出量でございますけれども、実際どの程度出るかというのを事前に調査して把握するというのが難しいというところで、地形なり地層なりを調べて、そこで実際掘削してその湯量がこの程度、掘ってみての実績ということになるようでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 八木吉夫議員。 ◆8番(八木吉夫君) これ、私、話を聞いていまして、井戸水、地下水をくみ上げて使用しているということで、その地下水との因果関係とか、そういったものはないのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 柳原田尻総合支所地域振興課長。 ◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(柳原正則君) お答えいたします。 地下水につきましては、深さが大体130メーターから150メーターということで、まるっきり関係ないかというとちょっとそのところは確実ではないですけれども、深さが違いますので、その辺は影響ないと考えてございます。 ○副議長(氷室勝好君) 八木吉夫議員。 ◆8番(八木吉夫君) 私なんかは素人考えで、地熱発電所の場合ですと、源泉をくみ上げて電気を起こしまして、そしてそれをまた地下に戻すという、そういった形をとっていますけれども、地下水を100メーターちょっとのところでくみ上げて、本来はそれがもっと地下に浸透していって最終的には温水になってくるのかななんていうような想像もするわけなのですけれども、地下水を掘らなければ対応できないような状況なのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 柳原田尻総合支所地域振興課長。 ◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(柳原正則君) お答えいたします。 源泉の湧出量でもって、現在、源泉それから露天風呂、そういったところに供給しているわけでございますけれども、そのほかの一般浴、それからシャワー等に利用する関係で、地下水はどうしても必要だということでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 八木議員。 ◆8番(八木吉夫君) 何か、前段の議員さんの質疑で、きょう、たしか水道水も使っているというふうな説明がございましたですよね。それはどのようなところで使っていらっしゃるのですか。 ○副議長(氷室勝好君) 柳原田尻総合支所地域振興課長。 ◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(柳原正則君) お答えいたします。 源泉、今現在なのですけれども、2号源泉で源泉浴、それから露天風呂、足湯というふうに利用してございますけれども、そのほかの浴槽のほうに利用する場合に、やはり地下水のその量だけでもなかなか足りない、来館される方々の人数によるのですけれども、日曜祝日、そういったところの人数、入館者の方々が多い場合、やはりその地下水だけでもどうしても足りなくなるということで、上水道も加えて利用させていただいているところでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 八木吉夫議員。 ◆8番(八木吉夫君) 足らなくなれば井戸水というか、地下水も足らなくなってと。これは正直言って、限られたエリアでお湯を掘って、お湯をとっているわけです。これ、枯渇してくるのではないのかなというような心配があるのです。それに対する考え方、それを防止する計画等々なんかはお考えなのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 柳原田尻総合支所地域振興課長。 ◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(柳原正則君) お答えいたします。 確かに、年々その湧出量、どうも減少してくるという傾向にはございますけれども、今回、3号源泉を掘削いたしまして、2号源泉とあわせて、この2つの源泉を、メンテナンス、維持管理をきちんとしながら長く使えるような形で維持して活用していきたいという今のところの考えでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 八木吉夫議員。 ◆8番(八木吉夫君) これに関連してなのですけれども、さくらの湯で使われた湯水、使用済みの。それはどのようにして排水していらっしゃるのですか。 ○副議長(氷室勝好君) 柳原田尻総合支所地域振興課長。 ◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(柳原正則君) 排水でございますけれども、その源泉、それから井戸水、そういったところを使用しまして、浴槽で利用した水につきましては普通に側溝に排水という形にしてございます。 ただ、シャワー等、石けんとか、そういったところの使用した水については、浄化槽のほうで浄化して排水しているという状況でございます。 ○副議長(氷室勝好君) 八木吉夫議員。 ◆8番(八木吉夫君) 私も今お伺いしたのは、要するに地熱発電の場合はそのまま戻せますけれども、一旦石けんとか何かで使ったものは戻せませんから、逆にそういった意味で、やっぱり地下水は無尽蔵にあるというふうには考えないほうがいいと。ですから、その点も加味しながら、今後の計画を立てる上で毎年毎年何億なりかかるような、平均して年間1億ずつかかるような、そういった事業のあり方というのはちょっと想定したくないなというふうに思っていますので、そういった先々を考えながら取り組んでいただきたいなと思っています。 次に、済みませんが、7款1項5目は前段議員の説明で十分わかりましたので割愛させていただきます。 続きまして、103号でございます。 やっとゲートウエー、きょういろいろな質疑答弁、質疑者からされまして、やっと答弁で武元推進監のほうからゲートウエーだというようなお言葉をいただきました。 そういった中で、町なかの回遊なり、そういったものまでどのように取り組むというときは、これは道の駅は当然、中心商店街のゲートウエーになるのだというような目的、原則論があるわけなのですが、どうも話を聞いていきますと、そこで完結型になってしまうのではないのかなと。何かそこで指定管理者を設けながら、そういった中でそこで終わってしまうような形になっては困るなというような思いがありまして、今回のこの名称も中心市街地振興施設条例という名前でございました。休憩時間にいろいろお話ししまして、将来的にはもっともっといろいろな施設が出てくる。多分これが、条例が通って建物が完成したのちには愛称なり名称というのを募集して、そのときに名称変更とか、そういったふうになるのだなというふうには思っているのですけれども、どうなのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) 今回、この条例の名称につきまして、大崎市中心市街地振興施設としてございますけれども、この設置目的につきまして、この中心市街地の再生であり、そして活性化を図ると、さらには施設の整備コンセプトに基づきまして、地域全体への波及効果を図るといったような、特色を生かした地域産業の振興施設を目指すというふうな視点からこの名称をつけさせていただきました。また、中心市街地に立地するといういわば課題でもございますが、これを強みに変えまして、今、議員からも御指摘のございました町なかへの推進力となると、町なかへのゲートウエー型の推進力ということで捉えているところでございます。 またもう一点は、現在、この(仮称)道の駅おおさきでございますけれども、こちらは今、登録の申請を行っておりまして、正式な登録が10月から11月に登録される予定ということで見込んでおりますので、現在はまだ道の駅というふうに正式には使えないと、使用できないという状況にございます。ですので、正式にこの道の駅が登録されれば、どういったつけ方か検討しなければなりませんけれども、この中心市街地振興施設につけ加えて、道の駅というふうなことで、おおさきというふうなことで入れるか、あるいは名称についてはちょっと検討させていただきますけれども、それが正式に決まった後に道の駅という名称もつけ加えたいなという方向で検討しております。 ○副議長(氷室勝好君) 八木吉夫議員。 ◆8番(八木吉夫君) それで、この条文を見てみますと、一番最初にひっかかったのがこの利用料金ですか、あれと思ったのです。いろいろ調べていきますと、これ、使用料と利用料と2種類ございます。これがあって、8条には「市長は、必要があると認めるときは、使用料を減額し、又は免除することができる」というふうになっておりました。正確にその使用料と利用料の明確な区分け、要するに指定管理者が又貸しをする場合は利用料金という形なのか、市がお貸しする場合は使用料金という形なのか、それを教えていただきたいと思います。 ○副議長(氷室勝好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) この施設につきましては、第10条におきまして地域振興施設の管理を指定管理者に行わせることができるということで、指定管理もできるということで、市が直営というケースも想定されますし、指定管理者が指定管理を行うということも可能ということでつくっております。 ですので、市が仮に直営となった場合については使用料という形になりますけれども、指定管理者がその管理を負うという部分については、その徴収あるいは利用の許可権限というのは指定管理者にありますので、指定管理者が使用料の範囲内で指定管理料を、利用料を定めるという形になっております。 ○副議長(氷室勝好君) 八木吉夫議員。 ◆8番(八木吉夫君) そこでなのですが、来月、議会が終わった翌日なのですが、10月6日に市役所の駐車場を使って、毎年なのですが、軽トラ市が開催されます。これがこのような形になる前は、市民の方々に軽トラ市とか地場の農家の方々が自分のところでつくった野菜とか、そういったものが直販できる、産直できるような、そういった施設ですからというようなお話でずっと来たわけなのです。 そういった中で、ふとこの利用料金でお伺いしたところ、非営利団体、営利を目的とした団体と問わず利用料を求めるというようなお考えを私、お伺いしたわけなのですが、こういった大崎市の中心商店街、そういった市民に公共の福祉なりにぎわいなりをつくっていただいているそういった団体が、極端な話、雫石町でやっている元祖軽トラ市、日本の元祖でございますが、軽トラ市は本来商工会が中心となってやっておりますけれども、大崎市の場合はまち協さんが中心となってやっていただいております。そういった団体からも利用料金をこれは取るのですかという、私の質疑であります。正確に答えていただきたいと思います。 ○副議長(氷室勝好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) この使用料の減免の考え方でございますけれども、こちらにつきましては、受益と負担の公平性を確保するという原則のもとに、政策の推進ですとか経済的支援、あるいは公益上の必要性等を考慮の上、減免対象や減免率を設定する必要があると考えております。 この使用料を減免、減額することにつきましては、施設の利用促進といったものにもつながるということで一定の効果は上がると思いますが、利用のほとんどが免除や減免となるような制度は、本来的に負担の公平性を損なうおそれもあるというふうに考えております。使用料につきましては施設使用の対価であるということから、原則は利用者の全額納付が基本であると考えております。 この減免対象の範囲につきましては、本市が定める使用料・手数料見直し基本方針の減免基準に基づきまして規則のほうで定める予定とはなっております。基本的に、この減免基準、大きくは、例えば市あるいは教育委員会が主催もしくは共催といった部分、さらには市が依頼して、行って利用する場合ですとか、あるいは国・県、それから公共的な団体が利用といったケースについては免除あるいは減免の対象となるというふうなことでは今、現時点では捉えているところでございます。ただ、基本的にはこの利用の主体が誰なのかと、主催が誰なのかといったことは基本的な捉え方にはなると思います。 ただ、これを加味しながらも、道の駅との連携による相乗効果ですとか、あるいは市の施策との連携といったものが円滑に行われると、そういった部分も考慮する視点も必要なのかなというふうには考えているところでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 八木吉夫議員。 ◆8番(八木吉夫君) 大崎市の産業経済部の中には、町なかの再生なりにぎわいづくりなりということがきちんと載っております。であるならば、軽トラ市の主催は市でやるべきです。それができないのです、してこないのです、だから民間の方々が知恵を出し合って軽トラ市とか、そういったものをやっていらっしゃるのです。それからも金を取るという、あってはならないことだと、私は思うのです。市のにぎわいを皆さん行政が主体的となってやっていらっしゃるのなら私も何も言いませんが、それを他の人たちに頼む、またはお願いする、そういった形で大崎市のにぎわいなり、そういったものをつくっていただいている、それからも徴収するということなのですかということなのです。 私は、個人的には営利、非営利関係なく取ると言われましたから、あえてこのこと、きちんとこの場で決めていただきたい。 ○副議長(氷室勝好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) 議員おっしゃるとおり、このにぎわい創出というものは非常に重要であって、先ほど申し上げましたが、これについては町なかとの交流あるいは町なかへの誘導につながるというものではございます。 ただ、これについては、先ほど言った減免の範囲といった部分については規則のほうで整理をしていく考えでございますけれども、今想定される軽トラ我楽多市とか、あるいはまち協が主催とか、そういうふうなものもございますけれども、中心市街地にある道の駅としての潜在的な需要というのも、さまざまなものも今後想定されるのかなというふうに考えてございまして、これについてはこの場でということでございますけれども、基本的な減免率、先ほど申し上げました基準がございますので、ただそれは、それを基準に調整する範囲もあるということでの基準でございますので、それをベースにして規則にどのように盛り込むのかというふうな形で、これについては調整を図っていきたいというふうに思っております。 ○副議長(氷室勝好君) 八木吉夫議員。 ◆8番(八木吉夫君) 原則論はそうですね、どういう団体が出てくるかわかりませんから、そういった一応は防波堤はきちっとつくる。ただし、大事なのは、誰がやるとかなんとかではなく、一番は目的なのです。何のためにその事業をやるのですか。個人の利益のためにやるのですか、それとも全市的なにぎわいなり幸福の享受なり、そういったもののためにやるのですか。大事なのはそこです、見落とさないでいただきたい。何のためにするか、皆さんはっきり言ってボランティアで、朝から晩までボランティアでやって、一銭にもなりません、日当も出ません。そういった人たちからお金を取るといったら、こんなあこぎなやり方はないと、私は思うのです。そういったこともぜひともきちんと加味していただきたい。 私は皆さんが、我々が中心となってそういったにぎわいづくりなり、軽トラ市からいろいろなイベント、我々がやりますというのだったらやってくださいと。それができないからやってもらっている、そのことも加味していただきたい。そうですよね、市長。私はそう思います。これ、市長というのが入っているのです。市長の権限で、やっぱりこの目的と、なぜ、どのようにしてやるかということまできちんと加味する中で入れていただきたい。 私が言われたのは、営利、非営利関係なくいただくと言われたから、私、聞いているのです。こんな言い方ないです。営利目的の団体とか、そういったところはいただいていいです、ましてや社会貢献をする団体からも取るという、こんな言い方されたから私は許せないと思ったのです。そういったことも加味していただきたい。どうですか、副市長。何かあればお答えください。 ○副議長(氷室勝好君) 高橋副市長。 ◎副市長(高橋英文君) 道の駅、税金を使って運営する施設でもございますし、自立も目指していただく施設、その運営に当たってどのようなものを減免し、どのようなものからいただくのかというのは、その施設の目的等も踏まえて判断すべきものと考えております。 ○副議長(氷室勝好君) 八木吉夫議員。 ◆8番(八木吉夫君) そういった施設の目的、また市全体の構築、そういったものも加味して、やはり社会貢献、そういったものを重要視しながら、自分たちができない分、民間の人たちに頑張ってもらう、そういった形でのあり方にきちんと規定なりを築いていただきたいというふうに思います。 以上で、私の質疑は終わります。ありがとうございました。 ○副議長(氷室勝好君) 次に進みます。 11番中鉢和三郎議員。 ◆11番(中鉢和三郎君) 11番中鉢和三郎です。 通告に従いまして質疑を行いたいと思いますけれども、もう既に十数人やっておりますので、重複しないようにいたしますが、項目いっぱい出していますのでしっかりやりたいと思います。 まず、順番にいきますけれども、歳入のほうからお伺いをしたいと思います。 補正予算見ていて、歳出も大事なのですけれども、やっぱり歳入が私、非常に大事ではないかなと最近思うようになりまして、歳入のほうをいっぱい確認しますけれども、まず9月はいつも7月算定が確定をして地方交付税の補正が、普通交付税です、毎回されるということで、ことし2億4,700万ほどプラスということでございます。例年、この時期の話なので、なぜという話をあまり聞いてもしようがないと思いますけれども、当初に比べてこの2億4,700万、これは想定内かどうかというあたりからまずお聞きをしたいと思います。 ○副議長(氷室勝好君) 赤間総務部理事。 ◎総務部理事[財政担当]兼財政課長事務取扱(赤間幸人君) 今回のこの増額補正につきましては、ある程度想定しておった範囲でございます。当初予算で交付税をどの程度見るかということとの今回の差額でありますけれども、基準財政収入額、それから需要額等々を比較すれば、今回2億4,000万程度の増は妥当であるというふうに考えているところでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 中鉢和三郎議員。 ◆11番(中鉢和三郎君) 去年の当初から見ると、この普通交付税だけ見れば約4.26%のマイナスということなので、地方財政計画上で見るとたしか2%マイナスだったと思いますので、それにいろいろ合併算定がえの逓減の問題だとか、いろいろなことが入ってくると思うのですが、いずれにしろマイナス方向は見えている中で、約2億4,000万ぐらい幅を持って、少し少な目に予算を見積もったということだと思いますので、まあまあの精度だったのかなというふうに思いますけれども、普通交付税だけでなくて臨財債も足し込むと、全体としては、去年の交付税の決定額から見ると6.43%ぐらいのマイナスになっていますけれども、この臨財債も含めたトータルとして交付決定というのが大体予想どおりということでよろしいのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 赤間総務部理事。 ◎総務部理事[財政担当]兼財政課長事務取扱(赤間幸人君) 地方交付税につきましては、国の国税額が幾ら集まるかという部分にも影響してくる部分があります。今回、実際に国が地方に交付する際の調整率というのがあるのですが、その調整率についても当初、予算要求中に見込んだ範囲内ということでございましたので、普通交付税についてはそれほど大きな変化はなかったのかなというふうに見ているところでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 中鉢和三郎議員。 ◆11番(中鉢和三郎君) わかりました。 あと、細かくいろいろ書いていたのですけれども、ちょっと聞き取りといいますか、事前にいろいろ情報をいただきましたので、細かい話は了解いたしました。 それで、我々がざっと考えると、結局合併算定がえが28年度から逓減ということで、その分で減っているのかなということで、それにしても7割残すよという話がありますので、ではどうなっていくのだろうなという、こういう話なのですが、合併算定がえの逓減分、これは間違いなく減ると思うのですけれども、それ以外にもいろいろ算定の見直し等々でふえる分、減る分といろいろあるのだと思うのです。そういう中で、何もしないと、何もしないとという言い方も変ですけれども、ちょっとうっかりしていると、算定が毎年変わることによって不利というか損している部分というのも結構あるのではないのかなと。 例えば、ここに書きましたけれども、地域の元気創造事業費だとか人口減少等特別対策事業費等々、あとトップランナーの話とかもありますけれども、国もやはりその辺は上手で、しっかり頑張ったところには交付税もしっかり割り当てていこうという方向性をしっかり明確にしているということです。そういう中で、特にトップランナーなんかも見ると、行革努力というのですか、その部分に非常に注力をせざるを得ないのかなというようなことが見えますけれども、例えば国が示している例で、今、18ほど実際には算定加味されていますけれども、それ以外にも、例えば図書館の指定管理だとか、公民館は指定管理していますけれども、児童館も指定管理、そして窓口業務のアウトソーシングなんかも含めて、今後はこのトップランナーとして、そこを基準に財政需要額のほうが算定をされていくと。 ですから、何もしないとどんどん交付税が目減りをしてしまうと、黙っていても同じだけもらえるのではないのだということがもう今の時代だということですので、そういう中で、今後の財政運営というか、そこから見えてくる政策の方向性というのですか、そんなことをどのように考えているのか、確認しておきたいと思います。 ○副議長(氷室勝好君) 赤間総務部理事。 ◎総務部理事[財政担当]兼財政課長事務取扱(赤間幸人君) 議員おただしのとおり、地方交付税制度には市町村の行革を促すような仕組みが実は内在しているというふうに、やはり私どもも思っております。 今回の通告書にもありますけれども、トップランナー方式に見る部分についてはその18事業と、そのほかにも今後新たに出てくることも考えられますし、こういった部分からいうと、ざっくばらんに申し上げれば、国のほうも、行財政改革に一生懸命取り組んでいる市町村と、余りそうでもない市町村の差別化を図りつつあるのかなというふうには認識してございます。したがいまして、今後の政策展開につきましては行革大綱に示す集中改革プラン、そういったものとも連動を図りながら財源の確保に努めていきたいというふうに考えております。
    ○副議長(氷室勝好君) 中鉢和三郎議員。 ◆11番(中鉢和三郎君) まさにその行革の部分、それはやっぱり課されている我々としても大きな課題だなというふうに思いますし、あと地方の元気創造事業のところ等々では産業振興ですか、地域おこし、この部分のウエートが大きくなっているのかなということで、例えば第1次産業の産出額だとか製造品出荷額、小売業年間消費販売額、こういったものが算定に用いられるということですから、我々、わかっているのですけれども、なかなか顕在化しなかったようなことをしっかりと算定項目に入れられているということですので、やっぱりしっかり、今までやらなきゃならないと思っていたことはしっかりやっていかなければならないということだと改めて気づかされるということだと思います。 以上、よろしくお願いしたいと思います。 続きまして、民生費負担金、12の1の2、これは医療的ケアについてのお話です。 それで、このことでお聞きしたいのは、まずは国のモデル事業はやめて独自で委託事業でということに切りかえたということなのですけれども、ただちょっと、それはそれで理解したのですけれども、例えば広域さんがつくっているその実施要綱というのは、モデル事業をやるという前提で、既に4月より前につくっているのだと思うのです。それを4月以降も使っているという中で、その実施要綱上の見直しというようなことは必要ないのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 高橋社会福祉課長。 ◎民生部社会福祉課長(高橋幸利君) 確かに、4月の段階でほなみ園さんのほうでは実施しております。当初はモデル事業ということでこちらのほうで委託契約を結んでおりました。ただ、今回変更になりますのは、その財源がモデル事業であった場合の財源のほうと、モデル事業から外れた場合はほなみ園さんのほうに看護職員の加配加算分が直接入るということで、その分を委託料のほうから減額しているものでございますので、委託している事業の内容については変わらないということでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 中鉢和三郎議員。 ◆11番(中鉢和三郎君) わかりました。 では要するに、中身は変わらないのですけれども、例えば事業費としては750万だったものが安くなっていますよね。要するに、国のモデル事業が、無駄なことが多いということですか、結論的に言うと。 ○副議長(氷室勝好君) 高橋社会福祉課長。 ◎民生部社会福祉課長(高橋幸利君) そもそも、このモデル事業は事業の項目として4項目ほどあったのですが、このモデル事業を設定する段階から国のほうでは、看護師の加配加算分の報酬等の改定があった場合については、その分についてはモデル事業から外してというふうな予定だったということでございます。ただ、その時期が平成30年4月1日ということで急遽決まったということでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 中鉢和三郎議員。 ◆11番(中鉢和三郎君) わかりました。お金の関係は大体理解しました。 それで、既に約半年実施してきているわけですけれども、実施要綱等を見せていただくと、医療的ケアのコーディネーター、これを置いてというふうになっていますけれども、これは我々ずっと看護師、看護師と、看護師の配置のことばかりお聞きしていたわけですけれども、実施要綱の中では医療的ケアのコーディネーターということが書いていますけれども、これはどういう役職なのでしょうか、どういう資格を持った方がやられているのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 高橋社会福祉課長。 ◎民生部社会福祉課長(高橋幸利君) ほなみ園でいいますと、児童発達支援センターということで、自分のところで預かる分だけではなくて、相談に応じて計画を組んだり、あるいはほかの保育所のほうに行って相談を受けたりというふうなこともございます。そういうこともありますので、それらに対応するための職員ということになります。 ○副議長(氷室勝好君) 中鉢和三郎議員。 ◆11番(中鉢和三郎君) 専門職の方が当たられるのだと思うので、今回の事業の中では看護師の人件費の部分は明確に計上されているのですけれども、この医療的コーディネーターの部分の人件費もちゃんと計上されているのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 高橋社会福祉課長。 ◎民生部社会福祉課長(高橋幸利君) そのコーディネーターの分につきましては、今回の医療的ケア児のモデル事業のほうには含まれておりません。 ○副議長(氷室勝好君) 中鉢和三郎議員。 ◆11番(中鉢和三郎君) 具体的にその日々のいろいろケアをするのは看護師さんでしょうから、そっちのほうが手厚く当然かかわるということで、そっちの費用のほうが大きいのだろうとは思いますけれども、かといって、医療的コーディネーター、この役割も私は非常に要綱を見る中では大事なような気がしますので、多分、広域さんのほうではその分がいただけないということでちょっと苦しいのかもしれませんので、ぜひ見直し等々、今後あると思いますので、そういったところもしっかり払うものは払うと、それでいい仕事してもらうということにぜひ是正をしていっていただきたいというふうに思います。 あと、要綱を見ると、個別支援会議だとか、あとケース検討会といった会議がいろいろ規定されていますけれども、これ実施をする広域さんのほうがメーンでやる会議だと思いますけれども、ただ、その要綱を見ると関係機関ということも書いておりますので、これまで市のほうでそういった個別支援会議だとかケース会議、こういったもので出席をされているのかどうかということと、会議の状況といったことの中身をお聞かせください。 ○副議長(氷室勝好君) 高橋社会福祉課長。 ◎民生部社会福祉課長(高橋幸利君) 確かに、ほなみ園に限らず、そういうようないろいろな課題があった場合につきましては、ケース会議ということで市のほうも入りまして、関係団体でどのようにして支援していったらいいかというふうな対応については協議しているところでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 中鉢和三郎議員。 ◆11番(中鉢和三郎君) ということで余り詳しい説明がいただけませんでしたけれども、まだ6カ月ということもありますけれども、逆に言うと最初の6カ月なので、やっぱりほなみ園というか、広域に任せ切りではなくて、しっかりフォローするという意味で、月に1回ぐらい訪問してみるだとか、そういう現場で少し密に支援をして今後につなげていくというか、やっぱりこれまでのことをまた蓄積して、いろいろケースを蓄積して、それでいろいろ対応がよくなっていくということだと思いますので、そういう意味でもぜひ市としてもう少しかかわったほうがよろしいのではないかと思いますので、その対応をよろしくお願いしたいと思います。これについてはそんなところにします。 続きまして、教育費14の2の6の5、60万5,000円、これは財源補正だったと思いますけれども、これは理科教育等施設整備の話だと思います。 これは国が補助金を出していただけるということなのですけれども、この補助金以前に、調べてみると平成24年から33年まで総額8,000万円が交付税措置をされていると。ですから、年間800万円ほどトータルとして交付税措置をされているということなので、交付税措置というのはなかなか、いただくと一般財源なので、それがそのまま使われていないということが多いようですが、やはり今、ITだとかIoTだとかAIだとかということで、理科教育といいますか、そういう理系の子供たちというか、人材育成というのは本当に喫緊の課題になっているのだなと思います。 そういう中で、交付税措置されているもので、まずはしっかりと学校のそういった施設、備品を整備していくべきだと思うので、補助金の前に交付税措置されているものはしっかりと教育委員会のほうで使われているのでしょうかという質疑です。 ○副議長(氷室勝好君) 遠藤学校教育課長。 ◎教育委員会教育部学校教育課長(遠藤富士隆君) お答えをいたします。 備品購入の関係につきましては、教材備品については例年約700万前後で当初予算に計上して予算をいただいているところでございます。そちらを入れて各学校の教材関係の備品については整備をしているところでございます。 ただ、そのほかに電子機器等々についてはまた別予算ということになってございますので、まずは教材関係については以上でございます。 ○副議長(氷室勝好君) 中鉢和三郎議員。 ◆11番(中鉢和三郎君) その700万が交付税措置されている額と合うかどうか、ちょっと後で調べてみたいと思いますけれども、それで国が基準を各学校ごと等々で示していると思うのですけれども、市内の各小中学校の整備状況というのはどのようになっておるのでしょうか。備品の設備。 ○副議長(氷室勝好君) 遠藤学校教育課長。 ◎教育委員会教育部学校教育課長(遠藤富士隆君) お答えをいたします。 具体的な整備のその指数といいますか、そういったものをちょっと持ち合わせておりませんが、ただ例年各学校からの更新等々も含めた要望の中を見ますと、こちらとしては約30%程度の事業といいますか、手当しかできていないという状況になってございます。 ○副議長(氷室勝好君) 中鉢和三郎議員。 ◆11番(中鉢和三郎君) この補助金を受ける前提のところで、理科教育等設備台帳というのを各学校に備えつけなさいということになっていると思うのですけれども、その台帳の備えつけといいますか、作成、これは100%やられているのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 遠藤学校教育課長。 ◎教育委員会教育部学校教育課長(遠藤富士隆君) お答えいたします。 内容についてはちょっと確認はしておりませんが、そういった台帳等については整備するようになってございますので、整備しているものと思ってございます。 ○副議長(氷室勝好君) 中鉢和三郎議員。 ◆11番(中鉢和三郎君) その台帳で、現在ある例えば設備、備品がこんなものがあると、それでその学校当たりの基準がこうで、それに足りないのがここだから、そこをどう整備するかということを計画を立てて整備をしていくというのがこの理屈になっていると思うのですけれども、ただその台帳等々、会計検査院なのか、どこかが調べたのだと思うのですけれども、ネットに載っている1つの資料があるのですけれども、登録漏れが結構多くて、充足率の数値自体に信憑性があるのかという疑義があるというようなことが載っているぐらいなので、やはりしっかりと、図書館の図書と同じだと思うのですけれども、古いものは捨ててちゃんと使えるものだけを使える状態にして、足りなければ補充をしていくと、そこのところをしっかりとこういった補助金なり交付税措置されているお金なりでやっていくということだと思いますので、まずその現状がどうなっているかということについては、台帳をしっかりと信憑性の高いものにするという努力を各学校なり教育委員会としても指導していただきたいというふうに思いますので、その点についても改めてお願いしておきたいと思いますし。 あと、この60万5,000円は補助金でいただくのですけれども、これはあくまで補助なので、その全体事業費というのは幾らなのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 遠藤学校教育課長。 ◎教育委員会教育部学校教育課長(遠藤富士隆君) お答えをいたします。 補助対象経費につきましては122万2,785円が今回、理科教材等の備品購入費になってございます。 ○副議長(氷室勝好君) 中鉢和三郎議員。 ◆11番(中鉢和三郎君) それは、実際購入する場合は一般競争入札ということでいいのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 遠藤学校教育課長。 ◎教育委員会教育部学校教育課長(遠藤富士隆君) お答えいたします。 財務規則等々に応じて、その備品の額に応じて、1社見積もりだったり入札だったりという対応をとってございます。 ○副議長(氷室勝好君) 中鉢和三郎議員。 ◆11番(中鉢和三郎君) わかりました。 同じ資料にやっぱり随契が、どうも額の面で随契が多いという話が載っていまして、そうすると一般競争と比べると5%ぐらい高く調達しているようだみたいな総括もありますので、できれば価格の競争原理を働かせられるような調達をぜひお願いしたいと思います。これはこれぐらいにしたいと思います。 続きまして、事務改善費指定管理、この指定管理者選定委員会の委員報酬はどういった目的のものでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 渋谷政策課長。 ◎市民協働推進部政策課長兼元気戦略推進室長(渋谷勝君) 事務改善費にございます指定管理者選定委員会の委員報酬24万円でございますけれども、こちら、実は複数課にわたっての要求になってございますので、制度の総括担当の私のほうからお答え申し上げます。 この予算につきましては、当初予算で見込めませんでした新たな施設に対します指定管理制度の導入、こちらが2つございましたので、その関係の分を今回補正で計上するものでございます。 具体的に申し上げますと、1つは中心市街地の振興施設、(仮称)道の駅おおさきでございます。それから、もう一つにつきましては、来年に一部供用開始に向け現在準備を進めております三本木パークゴルフ場、こちらについても今後、年度の後半にかけまして指定管理者の選定業務が生じますので、それぞれの施設所管課のほうからかかる委員報酬を計上させていただいたということで、全部で6回分の計上でございます。それぞれ1施設当たり3回ほどの見込みとなってございます。 ○副議長(氷室勝好君) 中鉢和三郎議員。 ◆11番(中鉢和三郎君) わかりました。 それで、指定管理についてはこれまでもいろいろとこの場で議論させていただいているのですけれども、今回、パークゴルフ場はちょっと除いて、中心市街地といいますか、(仮称)道の駅、これの指定管理者の選定に当たって、どういった形でこの選定委員会が開かれていくのかということについてお尋ねをしたいと思いますけれども。 まずは、これまでですと、たしか要綱だったか何かでは市長が指名する8名でやるというふうになっていたと思いますけれども、どうしてもこれまでだと公民館等々の指定管理なんかも含めて、各地域代表の皆さんが出てきてということで、みんなでいろいろな意見を出してということでやられていたと思うのですけれども、そういった進め方も1つの方法だと思いますけれども、これまでもお願いしているように、収益性が高いといいますか、その収益事業が主となるような施設に関しては、やはり収益を必ず上げなければならないという非常にタイトな使命を持っていますので、みんなで仲よくというよりはもう少し専門性の高いメンバーに集まっていただいて、多方面からしっかりと専門性をもって検討していただいて、適切な指定管理者を選び出していただくということが私は必要ではないかと思うのですけれども、その辺の考えを確認したいと思います。 ○副議長(氷室勝好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) この指定管理者の選定に当たりまして、特にこの道の駅に関しましては、事業計画、その収支計画等を客観的な視点から、専門的な視点から審査できるというふうな視点が必要だというふうに捉えてございます。 まだ今、検討中ではございますけれども、この経営、事業運営といった視点あるいは地域サービスの視点といったものを重要視した中で、例えば学識経験者ですとか、それから金融機関、それから有資格者、中小企業診断士等とか有資格者、あるいは地域代表も入っていただいて、そして国・県の関係機関とそういったような、例示でございますが、こういった方々の中から調整を図っていければいいのかなというふうには考えております。 ○副議長(氷室勝好君) 中鉢和三郎議員。 ◆11番(中鉢和三郎君) それで、これちょっと後の条例のところで聞くか、どっちかで聞くかちょっとあれしたのですけれども、募集をいつごろから始めて、それでどんな形で評価というか選定をしていくのか、その概略の考え方をちょっとお示しいただきたいと思います。 ○副議長(氷室勝好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) 今後その募集に入っていくわけですけれども、本議会で議案の御可決賜れば、これは早急に募集の手続には入っていきたいというふうには考えております。 その上で、募集期間につきましてはちょっとタイトなところもございますけれども、10月末ぐらいまでを募集期間といたしまして、11月に審査会を開催したいという予定で進んでおります。そういったことが予定どおり進めば、次の議会に指定の議案ということで提案できればなというふうに考えているところでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 中鉢和三郎議員。 ◆11番(中鉢和三郎君) そうですね、もう来年にはということですから、早目に指定をして準備をしていただくというのが大事だと思いますので、しっかりやっていただきたいと思います。 あともう一つ、通告しておりますけれども、これまでも当然選定をしっかりやっていただきたいということとセットのような形ですけれども、第三者評価というのをやっていかないと私はいけないのではないかという提案をしています。それは要綱の中でもモニタリングと評価ということで書いているのですけれども、今のところは内部での評価しかない、内部というか、市役所の皆さんが評価をするということにしかなっていないものですから、何年かに1回の指定管理の更新のときは第三者というか、指定の委員会が設置をされて第三者評価的なものをやるわけですけれども、やはり毎年指定管理者がしっかりとした仕事をしているのかということを評価していく、そういった仕組みをぜひつくるべきではないかということで提案しておりますけれども、そういったことは今回は考えていないのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 渋谷政策課長。 ◎市民協働推進部政策課長兼元気戦略推進室長(渋谷勝君) 制度運用の大変重要なことの御提言だというふうに承ってございまして、議員からかねがねこういった件の御指摘も頂戴しているということは重々受けとめているところでございます。 御紹介のとおり、指定管理施設のモニタリングの仕組みにつきましては内部評価の仕組みでございまして、これについては十分やっていただいているところでもあるのですが、一部にちょっと記載漏れがありましたりといったような不十分な点も若干見受けられますことから、こういった点も踏まえた上で、まずはこのモニタリングをしっかりやってくださいというようなお願いもしているところで、徹底も呼びかけているところでございます。 議員からございます第三者評価につきましては、その個々の施設において運営管理、これをチェックするということにとどまらず、指定管理制度全般に関する効果でありましたり、課題検証の仕組みとして大変重要な仕組みだというふうに考えてございます。 昨年、制度の入り口部分は手続審査会ということで、これも庁内組織ではございましたが、指定管理をしていいかどうかのまずはチェック機能を備えましたので、今後は出口部分、そして次につなげる部分としては第三者的な評価の考えにつきまして、来年度に具体化するように審議継続してまいりたいというふうに思ってございます。 ○副議長(氷室勝好君) 中鉢和三郎議員。 ◆11番(中鉢和三郎君) よろしくお願いしたいと思います。 では続きまして、ちょっと時間もあれなので、ちょっと少しスキップさせていただいて、さくらの湯に飛ばしていただきまして、さくらの湯、7・1・4、さくらの湯の温泉掘削事業についてお聞きします。 おおむね前段の議員の質疑でわかりましたのでいいのですが、私も、分30リットル出たからそれを使わざるを得ないという言い方は失礼ですけれども、それを有効に使うために今回のこの補正提案があるのだろうというふうに思うのですけれども、これ、30ではなくて例えば10リッターだったらどういう判断になるのでしょうね。10リッターだったら、先ほど木村議員のときありましたけれども、埋め戻しということになるのか。結論だけ言うと、分30リッター出たことで、これで掘削が成功したということなのでしょうか、そういう評価でよろしいのかをもう一回確認したいと思います。 ○副議長(氷室勝好君) 柳原田尻総合支所地域振興課長。 ◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(柳原正則君) お答えいたします。 確かに、毎分30リッターということでかなり少ない湧出量だったということでございます。前にも申し上げましたけれども、1号源泉の代替設備ということで3号を掘削したわけでございますけれども、地形、それから当時の1号の湧出量、成分等を参考にいたしまして、3号につきましても1号の湧出量、それから成分が出るのではないかということで掘削をして、こういった結果になったということでございまして、この30リッターというものを議員おっしゃるように有効に利用したいというところで、今回の希釈槽を設けるというところでございます。 ただ、掘削してどのぐらいの湧出量になるかというのは掘削してみないとわからないということで、今回このような結果になってしまったということなのですけれども、10リッターだったらという、ちょっとその辺は答えることが難しいのですけれども、ぜひこの30リッターの部分をできるだけ有効に使えるように今回計画いたしまして、やっていきたいというふうに考えているところでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 中鉢和三郎議員。 ◆11番(中鉢和三郎君) 先ほどのお話からすると、2号源泉も28年度にはかったとき25.1度ということで、これがあと0.2度下がれば温泉ではなくなるということですよね。そうすると、もう新しい源泉をどこからか何とかしなければならないという、もう本当に差し迫った状況なのかなということでそういう発想になったのかなという気はいたしますけれども。 ただやはり、これまでも何度か前段の議員が言っているように、せっかく出てきた天然のものを薄めてということで、やっぱりちょっとイメージもよろしくないでしょうし、仮に倍に薄めたとしても60リッターしかとれないということですので、非常に苦しいのかなということを想定推理します。 そして、濃いことによって腐食というのですか、それも大きいということからすれば、かなりリスクの高い源泉だというふうに思わざるを得ないと。なおかつ、例えば1号源泉が十数年もったと、それの何十倍濃い、1号源泉は多分アルカリ単純泉でしょうから、ほとんど成分もそれほど強くないというものだったのかなと思いますけれども、それから見れば相当濃いものだということからすれば、寿命的にも10年もたないでまた新たに掘らざるを得ないのかなということから考えると、また4号、5号という話、5号はわかりませんけれども、早晩、4号という話になってしまうのかなという懸念が拭えないのかなというふうに思いますけれども、その4号にならないような工夫は何かあるのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 柳原田尻総合支所地域振興課長。 ◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(柳原正則君) お答えいたします。 1号源泉が用途不全になったというのが、管の腐食によって泥水等が管内に入り込んでしまいまして、ポンプの引き揚げもできなくなってしまったという状況でございまして、2号源泉につきましては、そのケーシングといいますか、管なのですけれども、1号源泉よりも肉厚の、1.5倍ほど肉厚のものを入れているというところで、今回の3号源泉につきましても同じように、1号より1.5倍厚い管を入れているという状況でございまして、あとポンプのメンテナンス、そういったものも、1号の場合は毎年交換するような形で行っておりました。多分、3号源泉につきましても、成分が濃いということでそういった同じようなメンテナンスが必要かなということで、メンテナンスをしっかりやりながら、管の状況なども確かめながら、2号と3号で当分メンテナンスを行いながら長く利用していきたいというふうに今現状では考えてございます。 ○副議長(氷室勝好君) 中鉢和三郎議員。 ◆11番(中鉢和三郎君) メンテナンスでということなのですけれども、ただそのメンテナンスもちょっとした何か作業でということでは多分ないのだと思います、ポンプも取りかえるということですかね、メンテナンスという意味合い、よくわかりませんけれども。 例えば、メンテナンスと今言われたものは年間どれぐらい費用を見込めばよろしいのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 柳原田尻総合支所地域振興課長。 ◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(柳原正則君) ポンプのメンテナンスにつきましてですが、1号源泉につきましては、今申し上げましたとおり、毎年入れかえ交換ということで、引き揚げたポンプを修理しまして次回のポンプの交換のときに入れかえするものとして、2台を準備しておくということで、修理をして交換しながら、そのポンプが使えるまで使っていって交換をしていくというメンテナンスで、それで大体400万から500万、1回の入れかえ交換で経費はかかっている状況でございます。 ○副議長(氷室勝好君) 中鉢和三郎議員。 ◆11番(中鉢和三郎君) 相当の費用がかかるということも考えると、税金を投入してどこまで本当にやれるのだろうかということをやっぱりしっかり考える時期だと思いますので、今回のこの補正も、先ほど言ったように、やむにやまれずというか、せざるを得ない部分はわかるのですけれども、ただ本当に4号源泉という話になったときにはなかなか、税金を投入してそこまでやれるだろうかという議論をしっかりせざるを得ないと思いますので、しっかり、なるべくお金をかけずに長寿命、活性できるようにお願いしたいと思います。 続きまして、あと9分ですので少し飛ばしまして、先ほどの道の駅の条例、議案第103号のほう、お聞きをしたいと思いますけれども、第5条、開館時間の設定ということなのですけれども、これ、池月の道の駅よりちょっと短いのです。何かその理由があるのかということと、あと考え方なのですけれども、条例で規定する部分については最大値という考え方で、あと運用に当たっては指定管理者がその裁量で、その範囲で決定をしていくということなのかなというふうに私は解釈しているのですけれども、そういう解釈ではないのかということです、確認したいと思います。 ○副議長(氷室勝好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) 今回のこの開館時間でございますけれども、この考え方につきましては、まず現時点におきましてこの中心市街地におけます購買需要を念頭に置いた消費活動などを想定いたしまして開館時間を設定してございます。また、隣接に建設予定の子育て支援施設の閉館時間がこちらも午後7時ということもございまして、そちらの利用の需要ですとか、あるいは見守りの視点からということでの、そういった安全対策といったことも踏まえながら設定したものでございます。 確かに、その実際の運用時間につきましては、指定管理者の経営戦略上の提案といったものも出てくるかもしれませんけれども、そういったものは今後調整を図っていきたいというふうには考えているところでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 中鉢和三郎議員。 ◆11番(中鉢和三郎君) 場所が変わればその開館時間も一様ではないのかなということで、今の答弁で納得せざるを得ないのですけれども、やはりできれば、同種の施設であれば同じような考え方で設定をされたほうがいいのかなという気はいたしております。 続きまして、使用料の設定なのですけれども、7条関係です。先ほども高いとかなんとかという話がありましたけれども、まずは別表を見ますと、店舗区画というのはこれ多分中だと思いますし、屋外広場というのは外だと思います。外はいいのですが、中はあれだけの面積の中で、例えば産直のエリアだとか、あと飲食の部分とか、あと情報発信の部分だとか、いろいろ機能が違うと思うのです、役割が。それなのにどこも一様に1平米、1カ月2,500円ということでいいのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) この屋内の施設につきましては店舗区画ということで、産直の物産販売施設と、それから飲食の提供といった施設が対象になるわけでございますけれども、こちらを基本的に考えるときには、結果としては一律な形で積算したという形になります。 ただ、この中で、中に配置する設備的な部分、工事の附帯として入る設備、それからこれは今後さらに詳細に詰めていかなければなりませんが、備品関係、こういったものをどう配置するのかといったことで、現時点で把握できる範囲でそちらのほうについても比較検討はしていました。施設的にはコミュニティーカフェ、飲食提供施設のほうが経費が割高になるのかなというふうにも想定されるのですが、ただこれについてははっきりしたことはまだあれなのですが、ただ実際、備品については産直施設の農産物の販売台、これというのは非常に結構高価なもので、最終的には、今の試算でございますけれども、飲食提供施設よりも物産販売施設のほうが什器備品の関係で約1,000万ほど逆に高くなるという部分もあると。ただ、施設的な行動からすれば、今度コミュニティーカフェのほうがという部分の視点も出てくるかもしれません。 そういったことを加味した中で、一応平準化した中で積算せざるを得ないかなというふうな部分、それから今後の配置計画についても今後変更になってくる部分もあるということもありまして、基本的には平米単位で一律な形での積算という形にしたわけでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 中鉢和三郎議員。 ◆11番(中鉢和三郎君) 結局、まだ外見しかできていないというか、考えていないというか、詳しく何をどう置いてというところまで、まずプランニングがしっかりできているのかよくわかりませんけれども、できているのであればそれを全部積算すればいいのだと思うのですが、この段階ではそこまでの精査ができていないのだとすればこの形でしようがないのかもしれませんけれども、先ほどから言っていますように、やっぱりちゃんと積算をして、機能ごとというか、産直を分けて使うということも当然あるでしょうけれども、産直は産直としてほぼ平均化できると思うのです、あとこっちは飲食は飲食ということですので、やる行為が違えば当然、どっちが高いとか安いとかという問題ではなくて、違って当然だと思うのです。 違って当然なので、当然これも違えないと、そこで事業やる方は不公平をこうむるということになりますから、現時点でこれでいいのかもしれませんけれども、実際にやるまでなのか、やってからなのかわかりませんけれども、見直しをしっかりやって、実際に合わせるという作業をしていかなければならないと思いますし、もっとも、これは使用料なので、指定管理者が取る利用料はそれとはまた別次元の政策的配慮が入ったりするのでしょうから、直接これが実際に払うお金ではないということでもあると思いますから、そういう配慮をしっかりして、やっぱり誰が見てもお金のかかっているようなスペースは高くいただく、そうでないところは安くなるというような公平性をしっかり設定していただきたいというふうに思います。 あと2分しかないので、次にいきたいと思います。 あと、指定管理料というのはどのように考えているのでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) 基本的には、指定管理料の積算に当たりましては、非営利施設、情報発信、トイレ、駐車場と、こういった非営利部門の関係施設相当分といったものを念頭に置いて積算をしていると。その上で全体的な、当然その収支も検証した中で、これについては少ないほうという形になりますので、あくまでその上限というのは、そういった非営利関連施設の指定管理料をベースにして捉えているという状況でございます。 ○副議長(氷室勝好君) 中鉢和三郎議員。 ◆11番(中鉢和三郎君) やはり、その指定管理料については、営利施設なものですから、上がった利益でそれを相殺できるように努力していただくということをまずベースに、指定管理料は出さなくてもいいような形をぜひ考えてもらいたいと思いますし、ただスタート時点で、創業時はやっぱり不採算でしょうから、例えば3年とか期間を区切って出すということは当然あってもいいと思うのですけれども、永続的に指定管理料を出し続けなければならないものを新たにつくるということについては、ちょっとやっぱりなかなか市民合意が得られないのかなという気がしますので、ぜひよく考えていただきたいというふうに思います。 時間ですので、これぐらいにしたいと思います。 ○副議長(氷室勝好君) 次に進みます。 5番山口壽議員。 ◆5番(山口壽君) 私も1年生議員といたしまして予算質疑初めてでございますので、お手やわらかにお願いしたいと思います。 通告に従って質問したいと思います。98号議案の7の1の4目、さくらの湯温泉源泉掘削事業に関して質問いたします。 これまでも前段の各議員の方々が多大なる質問をされまして、私にはほとんど質問する余地がないような状況の中で、大変私も苦しい中で質疑しますけれども、さくらの湯の田尻の課長さんも大変厳しい質問が飛び交っている中でございますので、質疑したいと思います。 さくらの湯はいろいろ御説明いただいた中で、14年目に入り、そして1号源泉は今、休止状態、2号源泉は使用中で、3号源泉が新たな掘削をして今、建設中であると。その中で成分が濃く希釈槽、また水中ポンプ等を設置した中で想定外の予算が出るということで今回の補正予算になったような状況を理解いたしました。 私も1年生議員で、1号源泉の休止の状態が把握しておらない関係で、1号源泉の休止の原因と、今現在の1号源泉の状態を教えていただきたいと思います。 ○副議長(氷室勝好君) 柳原田尻総合支所地域振興課長。 ◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(柳原正則君) お答えいたします。 1号源泉につきましては、その掘削から大分年数が経過しているというところで、経年劣化によりまして、ケーシングという鋼管ですけれども、その鋼管に亀裂が入ってしまいまして、そこから泥水等が入ってポンプが使えなくなったというところでございまして、現状はそのポンプの引き揚げが不可能ということでございまして、今はそのままポンプが入った状況で使えないような状況になっているというところでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 5番山口壽議員。 ◆5番(山口壽君) 1号源泉は破損した状態でそのままの状態だということでございますが、1号源泉に関しては埋め戻し等の措置はされなくてもよろしいのか、その辺お聞きしたいと思います。 ○副議長(氷室勝好君) 柳原田尻総合支所地域振興課長。 ◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(柳原正則君) 埋め戻しということでございますけれども、その1号源泉につきましては、今回3号源泉、整備が終わりまして供給が開始になりましたら埋め戻すというところにしております。それで、その埋め戻しに関しましては宮城県との協議が必要でございまして、その協議の中で工法、どのような形で埋め戻すかというのが決まりますので、その結果をもってあとは進めてまいりたいというふうに思っております。 ○副議長(氷室勝好君) 山口壽議員。 ◆5番(山口壽君) わかりました。 埋め戻しは3号源泉のほうが全部終了してからということでございますが、その3号源泉を設置完了するに当たりまして、今回の想定外のことのほか、そのほかには追加するような要因はありますでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 柳原田尻総合支所地域振興課長。 ◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(柳原正則君) お答えいたします。 今回の補正計上させていただきましたポンプの変更、それから揚湯管の延長、希釈槽の設置、この内容で、そのほかに変更ということはないというふうに考えております。 ○副議長(氷室勝好君) 山口壽議員。 ◆5番(山口壽君) わかりました。 それでは、大変貴重な源泉でございますので、十分活用していただければ幸いかと思います。 もう一つ、さくらの湯の年間の利用者数は、前段の議員さんが約27万人というようなことでございましたが、昨年の1年間の利用者数と昨年1年の入湯税に関して教えていただきたいと思います。 ○副議長(氷室勝好君) 柳原田尻総合支所地域振興課長。 ◎田尻総合支所副総合支所長兼地域振興課長(柳原正則君) お答えいたします。 まず、入場者数でございますけれども、平成29年度1年間の入場者数は22万4,280人でございました。それから、入湯税の額でございますけれども、平成29年度は1,513万2,950円でございます。 ○副議長(氷室勝好君) 山口壽議員。 ◆5番(山口壽君) 大変すばらしい利用者であると思われます。さくらの湯が、ここ世界農業遺産の大崎耕土の真ん中に温泉があるということは大変すばらしいことだと思われますので、ぜひ活用できるような対策で頑張っていただければよろしいかと思います。 ただ、前段の議員の方々が申されたこともございます。私も今後、この温泉事業に関しましてはある程度いろいろ検討した中で、また温泉にこだわらず、入浴保養所なり民営化というようなことも検討して今後進めるものも必要なのかなというふうに思われます。 さくらの湯に関しては、以上で終わります。 次に、8の1の2目の耐震改修促進事業に関して質疑いたします。 前段の議員の方々も多く質問された中で、小学校半径500メートルの調査ということで、約5,400件の調査費用だということではございますが、この5,400件の調査の件数は誰が算出し、そしてエリアはどのエリア、地域の5,400件なのか、教えていただきたいと思います。
    ○副議長(氷室勝好君) 飯田建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(飯田幸弘君) お答えします。 まず最初に、エリアのほうからですけれども、大崎市内にある小学校全てでございます。全ての小学校の半径500メートルとなってございます。 5,400件の根拠ですけれども、古川第一小学校をサンプル校としまして、その半径500メートルの中の、地図上ですけれども、家の数全て数えております。その全ての家を数えて、あとほかの学校に関しましてはその学校の児童の案分ですね、ほかの小学校に関しましては古川第一小学校をサンプル校として児童数で案分をかけて戸数を算出しております。さらに、実際に現場のほうに出かけまして、その地域、ブロック塀がどのくらいの割合であるかという数を数えて、約3割くらいでしたので、その3割を掛けて最終的に市内の各小学校の数、5,400という数を算出してございます。 以上です。 ○副議長(氷室勝好君) 山口壽議員。 ◆5番(山口壽君) わかりました。5,400件というのは案分の数字であるということ、わかりました。 それで、前段の説明の中で、当初、今回の補正予算に関しましては古川地域がメーンで周辺部はなされないような説明をお聞きいたしましたが、それで間違いないでしょうか。 ○副議長(氷室勝好君) 飯田建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(飯田幸弘君) 市内全域の小学校500メートルの範囲内は全て調査をする予定でございます。ただし、その半径500メートルと今回対象にしていない箇所につきましては次年度以降、各総合支所の協力を得ながら調査していくということでございます。 以上です。 ○副議長(氷室勝好君) 山口壽議員。 ◆5番(山口壽君) 今回、大崎市全域ができないというのはやはり予算の関係なのか、それとも調査作業の時間の関係なのか、その辺お願いします。 ○副議長(氷室勝好君) 飯田建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(飯田幸弘君) 今回示させていただいたエリアに関しましては、最終的に今年度いっぱいで宮城県のほうに報告する、報告を求められてございます。なので、5,400件を優先的にやりたいという予算でございます。 ほかの地域に関しましては、先ほど申したとおり、総合支所さんの協力を得ながら来年度以降調査していきたいという考えでございます。 ○副議長(氷室勝好君) 山口壽議員。 ◆5番(山口壽君) 来年度以降、総合支所に協力を得て調査をするということですが、ことし小学校統合した岩出山地域に関してはバス通学になっております。それで、徒歩通学とバス通学の児童がいるわけなのですけれども、このバス通学の児童に関して、バスからおりてからの範囲に関してはどのように考えておるか、その辺お聞きしたいと思います。 ○副議長(氷室勝好君) 飯田建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(飯田幸弘君) 先ほど説明のほうが少し漏れていましたけれども、今回の調査範囲は小学校単位の500メートルとそこから外れた通学路の調査になります。ですので、児童が歩く、教育委員会で通学路と指定しているところは500メートルの範囲を外れても調査の対象にはしてございます。 ○副議長(氷室勝好君) 山口壽議員。 ◆5番(山口壽君) わかりました。よろしくお願いしたいと思います。 また、この調査に関しましては有資格者、建築士の方々にお願いするようなお話でございますが、これはどれくらいな業者の規模、数になるか、その辺。1社でやるのか、それともある程度の件数を振り分けた数社になるのか、その辺お聞きしたいと思います。 ○副議長(氷室勝好君) 飯田建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(飯田幸弘君) 今回の調査は短期間で5,400件という相当の数の調査になりますので、それは地元設計事務所、地元の建築コンサルを含め、どのくらいの数がこなせるかというのを調査しながら、あと県外の建築コンサルを含めながら発注していきたいと考えてございます。 ○副議長(氷室勝好君) 山口壽議員、まだまだ続きますか。 ◆5番(山口壽君) はい。 ○副議長(氷室勝好君) どうぞ、山口壽議員。 ◆5番(山口壽君) それで、この調査に関しまして、危険箇所が指定された場合に、前段の早坂議員もお聞きしましたが、それに関しては、市としては危険を促すまたはアンケート調査をするということでしたが、それだけでよろしいのか、それとも強制的に撤去の指示を出すのか、その辺の内容をお聞かせお願いしたいと思います。 ○副議長(氷室勝好君) 飯田建築住宅課長。 ◎建設部建築住宅課長(飯田幸弘君) 所有者に対しての促しの方法に関しては早坂議員に御答弁したとおりです。市のほうではそのほかに、ただいま補助金として4,000円、15万限度に出しているということをお知らせしながら、撤去のほうに、除却のほうに結びつけたいと思っています。ただ、強制的に取り壊しという権限はございませんので、強制的な撤去は今のところ考えてございません。 ○副議長(氷室勝好君) 山口壽議員。 ◆5番(山口壽君) 強制的にはできないにしろ、やはり6月の死亡事故を受けてこのような補正予算対応が出てきておるわけですので、事故が起きないような対応をするためには市民にもいろいろ理解をいただき、協力をいただいて、できるだけ危険箇所は100%改修するような方向に努めていただければ私は幸いかと思いますので、お願いを申し上げたいと思います。 また、このブロック塀の6月の事故だけでなく、今年度は猛暑によるエアコン関係も、富谷市、そして栗原市も先駆けて全校設置ということを出しております。できれば大崎市内の児童の安全・安心のために、市のほうでは全力をもって対処お願いをして、私の質問を終わりたいと思います。 どうもありがとうございます。 ○副議長(氷室勝好君) 質疑の途中でありますが、暫時休憩をいたします。 再開は午後3時30分といたします。               -----------               午後3時09分 休憩               午後3時30分 再開               ----------- ○議長(佐藤和好君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 質疑を続行いたします。 9番佐藤講英議員。 ◆9番(佐藤講英君) 私からも通告に基づいて質疑をさせていただきたいと思います。 今回、議会の議案として提案されたものについては内部で十分に議論されたものだろうと思います。質疑においてはただすことはしっかりただして、足らざる部分においてはしっかり説明をしていただき、対応していただくことによって、目的としている部分についてよりよいものにしていくという思いで質疑をさせていただきたいと思います。 まず第1点であります。議案第98号の一般会計補正予算についてであります。 3款1項1目の社会福祉総務費、プロポーザル審査委員会報酬、委員報酬についてであります。このプロポーザルというのは通常、複数の方に対して目的物に対する企画を提案してもらい、その中からすぐれた案を提案した者を選定するというふうなものが一般の定義であろうと思います。この審査委員会においてどんな観点で審査を依頼するのか、お尋ねをいたします。 ○議長(佐藤和好君) 高橋社会福祉課長。 ◎民生部社会福祉課長(高橋幸利君) プロポーザル審査委員会のほうの審査についてでございますが、まず生活困窮者自立支援法の趣旨及び子供の貧困の現状などへの理解、これらがあった上で、専門的知識ですとか技術、企画力を生かした提案、そして家庭環境や子供の状況に応じた支援の実施や関係機関等の連携を図る、そのような業者を選んでいただきたいというふうに考えております。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤講英議員。 ◆9番(佐藤講英君) 今お答えいただきました点についてお尋ねをいたします。 子供の生活学習支援事業、これは債務負担も関係するわけでありますけれども、プロポーザルによる企画提案ということでありますけれども、期待するもの、これが今お答えをいただきました。 また、対象世帯について何点ぐらいあるのかということと、個別に対して周知をするとしても実施方法に相当工夫すべきと思うのでありますが、その点についてお尋ねをいたします。 ○議長(佐藤和好君) 高橋社会福祉課長。 ◎民生部社会福祉課長(高橋幸利君) お答えいたします。 まず、対象世帯についてでございますけれども、一応対象とする世帯につきましては生活保護世帯、それと就学援助費を受給する世帯、あとは児童扶養手当を受給する世帯、あとは生活困窮者自立相談支援事業において自立相談を行った者が属する世帯、これらの世帯の中学生、高校生を対象としたいと考えてございます。人数につきましては合計で約1,300人ほどとなります。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤講英議員。 ◆9番(佐藤講英君) 約1,300人ということでありました。この方々に対する通知の仕方であります。相当工夫をしなければならないのかなと思っております。そういう世帯の場合ですとやはり通常のような通知の方法ではちょっと問題があると思いますので、その辺どのような工夫を考えておるか、お尋ねいたします。 ○議長(佐藤和好君) 高橋社会福祉課長。 ◎民生部社会福祉課長(高橋幸利君) 済みません、ちょっと答弁のほうが漏れておりました。 周知方法についてでございますけれども、先ほど申し上げましたように対象世帯が限定されているということもございますので、まずは生活保護世帯の子供に対しまして進めまして、次に児童扶養手当の更新、申請の手続を行う際ですとか、就学援助受給者への通知に合わせて案内するということを考えてございます。また、自立相談支援センターへの相談者で対象のお子様がいる方への案内のほうも考えているところでございます。 確かに、生活困窮世帯のお子様が対象ということで、大々的にPRしてしまうと逆にいじめの原因になってしまうというふうなおそれもございますので、この辺については個別に、可能な限り周知していきたいというふうに考えております。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤講英議員。 ◆9番(佐藤講英君) 個別にピンポイントということでありますので、そこについては十分な配慮を希望するものであります。 もう一点、どのような形でそういう学習の場を設けるのかという方法についてでありますけれども、担当課として今回初めての事業でありますので、どういう思いでこのプロポーザルの中でその部分を期待しているのか、お尋ねをいたします。 ○議長(佐藤和好君) 高橋社会福祉課長。 ◎民生部社会福祉課長(高橋幸利君) 進め方でございますけれども、基本的にはこちらのほうとしましては、大崎市につきましては東西に広いということがございますので、古川地域1カ所とそれと西側、それとあとは東側ということで、最低3カ所は設けたいというふうに考えております。 あと、業者からの提案のほうになりますけれども、提案の内容によりましては3カ所以上ということですので、そのほかにもうちょっと数をふやすということも考えているところでございます。 それとあと、先ほども話しましたが、どうしても通所できないという方につきましては個別に家庭のほうに訪問の支援も行いたいというふうに考えております。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤講英議員。 ◆9番(佐藤講英君) 十分にその辺については配慮していただきたいと思いますが、先ほど中学生以上という話が出てまいりました。いろいろな調査によりますと、生活保護の受給者は高校の進学率が低いと。この部分について、なぜ低いのかということなのです。 現在、この中高生を対象にしてやらなければならない、これはもちろん大事なことでありますけれども、この子供たちが義務教育の中で、小学校という課程の中で、当然教えられるべき部分については、たとえ生活保護であろうと何であろうと学校に来ていれば当然そういう学びの場から滑り落ちる子供もいるわけなのですけれども、その辺について教育委員会とそういう協議がなされなかったのかどうか。やはり子供たちにとって学ぶ意欲なり知る喜びというのは非常に、体験するという部分については自分の自信につながるわけであります。この辺、今回はこのような形になったと思うのですけれども、教育委員会としてそういう情報は得てここに至ったのか、その辺お尋ねをいたします。 ○議長(佐藤和好君) 高橋社会福祉課長。 ◎民生部社会福祉課長(高橋幸利君) 当然この事業を計画する段階で、教育委員会のほうの担当のほうとは協議しております。小学生も対象にということも当初考えはしたのですが、小学生の場合ですと、どうしても実施する時間帯が夕方から夜にかけてなってしまうということもございまして、小学生を対象に入れますと、夜間暗くなってからひとりで終わってから帰してしまうというふうなことで危険なこともあるということがございます。それとあと、居場所の確保という点では、小学生の場合は放課後児童クラブなどもございますので、まずは夕方までは居場所については大丈夫だろうということでございます。 それとあと、大崎市についてはかなり東西に長いということもございまして、小学生まで対象に入れるとしますとかなり事業的には難しい面があるなというふうに考えたところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤講英議員。 ◆9番(佐藤講英君) 今回はいろいろな協議をして整ってきたということは理解をいたします。しかし、中学生がその問題にぶつかって、どうしてもみんなについていけないということで学力が落ちてくる、その根底というのは、教育委員会もちろんつかんでいると思うのですけれども、小学校の段階なのです。この段階の中できちっとそれを支えてあげなければ、後でこれを幾らやったとしたって大きな効果は期待薄なのです、だと思うのです。 ですから、今後こういう事業を進める上に当たっては、その部分も本当に効果を出すのであれば、説明の中ではそういう子供たちがしっかりとした学校に入って仕事についていただければ、管内の経済約1億ぐらい上がるというような説明がありました。それであるならば、やっぱりその効果をしっかり出すためには、小学校の中学年あたりからそこをしっかり支えられるような制度的なものを内部できちっと議論をして積み上げていくことによって、より効果の得るものがあるのではないかなと思うのですけれども、その辺についてもし答えられるのであれば、私の希望もありますので、答えられるのであればお答えをいただければと思います。 ○議長(佐藤和好君) 高橋社会福祉課長。 ◎民生部社会福祉課長(高橋幸利君) 確かに小学生の、小学校の高学年あたりからということもあると思います。そういうこともありますので、今回、来年度につきましては1年間モデル事業的にもやってみまして、実態の把握ですとか、あるいはより効果的な方法など、それらも検討しまして、32年度以降の事業のほうに反映させていきたいというふうに考えております。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤講英議員。 ◆9番(佐藤講英君) 十分にその辺は議論をして、よろしくお願いをいたします。 次に移ります。 3款1項7目の放課後児童支援施設整備事業についてであります。 これは前段の議員の質疑の中でも出てまいりましたけれども、放課後児童クラブのサテライト室を整備するということでありますけれども、この部分については運営費についてどれぐらいを想定しているのかということ、運営費というのは本来かかる、先生方が指導する部分とは別に、この施設を運営するための経費であります。この経費は幾らぐらいを想定しているのかお尋ねをいたします。 ○議長(佐藤和好君) 宮野子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長(宮野学君) お答えをいたします。 今、議員お尋ねのいわゆる光熱水費等々についてでございますけれども、現在のところ新たな施設ということで推計というか推定中ではありますが、同等の施設を見ますと月15万ないしは20万程度におさえられるものかと考えております。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤講英議員。 ◆9番(佐藤講英君) これ、民間に任せることを検討したのかということでありますけれども、平成29年あたりからこの事業については民間事業への委託について検討したようであります。その最後の29年度に民間事業者が辞退をしたようでありますけれども、この辞退についてのこれまでの経緯についてお尋ねをいたします。 ○議長(佐藤和好君) 宮野子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長(宮野学君) 今、議員御質問の辞退した経緯の部分は、申しわけありませんが資料のほうを持ち合わせませんが、今、整備をしようといたしておりますサテライトの部分等につきましては、再度民間事業者への委託の部分は検討してございます。 それで、周辺の自治体をいろいろ調査はしましたけれども、特に仙台市あたりは民間委託が多いということで、どういう事業者なのかなということでありますけれども、いわゆる体育館とか文化施設等まで指定管理で受けるような公益財団法人がございまして、放課後児童クラブについてもそこの公益財団法人が受けているというような状況で、その他の、若干なり同市町村を調べますと、NPO法人にお願いをしているケースもございましたが、現在私たちが検討しているのはいわゆる民間事業者と、企業体ということで、現在、経費の比較等をしているところであります。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤講英議員。 ◆9番(佐藤講英君) 公益法人あるいはNPO法人ということでありますが、それはそれで一定の理解をするものであります。 本市はさまざまな行政を進める中において、この協働ということを打ち出しております。それを旧古川以外の地域については、地域でしっかりその辺は運営している団体が育ってきて、十分にそれは効果が出ているという認識を持っております。 やはり地域の子供たち、そこに学校があって、今回その学校の中の施設、しかも放課後児童というふうに特化しているようでありますので、その部分については今までのような児童クラブとは違う体質のものであるという認識しているわけで、つまり時間も限られていると。今までですとゼロ歳からという部分でありますけれども、それをサテライト的な部分にすると学童保育というふうな形になろうかと思います。 この部分については、しっかりと地域の子供たちは地域で育てるという協働の思いを育てていくのであれば、醸成していくのであれば、きっとここを受けた、やろうという人たちが出てくるはずであります。それをしっかり支えていくというのが担当課の仕事だと思うので、公益法人に委託するという部分については否定するものではありませんが、地域の子供たちを地域で見ようと、そしてみんなでやっていくのだという、そういう思いからすると、協働の精神からすると、やはりきちっとその地域の子供たちの部分について踏み込んでやっていくべきだと思うのですけれども、そういう考えに至らなかったのかどうか、お尋ねをいたします。 ○議長(佐藤和好君) 宮野子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長(宮野学君) 今、議員おっしゃるとおり、いわゆる地域の部分で学童保育という形で私たちがお願いしている部分については、それぞれ地域で子供たちを見ようということで、地域の人たちが地域の子供を支え合うという体制で運営をしていただいているのが事実でございます。 しかしながら、いわゆる児童センター、児童館、今回については放課後の児童クラブ限定という運営内容にはなりますけれども、なかなかそこまでの大規模、100名のお子さんたちを責任を持ってお預かりするという部分からして、現行としては一方で待機されているお子さんの部分の、待機解消の部分もあり、今後の運営については親御さんあるいは地域とのかかわりというものは当然していかなければならないものと考えておりますが、この待機解消の短期間の中で、いわゆる地域の皆さんと一緒に歩みながらという部分での運営につきましては、当初の目的が待機解消の部分もございましたので、今回については、運営についてはよりよい方法を検討はしておるところなのですが、地域の皆様方への運営という部分についてはなかなか時間的な部分を考慮しまして、今後の運営の際にいろいろかかわりを持ってやっていこうという考えでおります。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤講英議員。 ◆9番(佐藤講英君) これまでの経緯についての問題点を話していただいたわけでありますけれども、この施設、今度は今までのような児童館というのはさっき話したとおりゼロ歳から午前中は預かってきているわけです、午後からは放課後児童で大きな、本当に多人数の子供たちを見ている。今回は、サテライト室はもう全て学童保育で、放課後児童に特化しているわけですよね。そうすると、今までとはまた違ったやり方が追求できるのではないかなと。責任の回避という、責任問題をおっしゃるのであれば、今既に実施している地域で子供たち見ている実施団体は、基本的には市がそれを支えているわけですから、市が責任を持っているわけです。ただ、いろいろな事故があったとしても必ず報告を求められるし、その責任については市が関与しているわけですから、このサテライト室も同じ認識でいいと思うのです。 必ず受けた側がそれを全て責任、これは当然であります、どこの団体でもそうです。しかるべき措置はとっているわけですから。しかし、その問題は、その子供たちを一緒に地域とともに、いろいろなことを子供たちとともに歩んでいくというそういう気持ちが大事なのです。ただ預ければいいという、そういうことではなくて、地域の子供たち、人数が多かろうが少なかろうが、そこにいて住んでいる方々が、いろいろな年代層の方々がそこで一緒に子供たちと遊びやっていくのだというそういうのが大事なのであって、その部分が検討されていないような気がしてならないわけであります。 今回例えばこの施設ができたとしても、例えば何年まで市でやると、しかしその後については、それまでの間、そういう団体をしっかり育成、育ててやるのだというそういう認識があれば、今ここであえて、必ず公益団体をというふうな方向性を見出さなくたって、その思いがしっかりしているのであればできるのではないかなと思うのですけれども、そういう考えに至らないのかどうか、お尋ねをいたします。 ○議長(佐藤和好君) 宮野子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長(宮野学君) 実は、現行のいわゆる児童センター等の運営の部分につきましても、今年度入ってからということになりますが、保護者の皆さん等々を通じてお手伝いできる方というような御案内なり掲示もさせていただきながら、少しその部分は経過として対応はしてまいったものでございますが、繰り返しになる部分ございますけれども、4月に向けてはいずれそのとおり、直営ないしは民間へ委託ということで進めたいと考えておりますが、先ほど申し上げましたとおり、地域とともに歩むのには議員おっしゃるとおり時間がかかるということでありますので、その部分は一緒に歩みながら、実際にそういう団体としてどこまで現時点でこの場で育てられるかという部分は不透明でありますが、一緒にそういう団体が出てくれば、育てながら最終的にはそういう方向に落ちつくのが、子供にとっても地域にとっても、いわゆる本来の子育て支援のあり方だと考えております。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤講英議員。 ◆9番(佐藤講英君) 一定の方向性は見えてまいりました。 その手法でありますけれども、担当課だけではこれは無理であります。やはり担当課はもちろんそういう施設を民営化する、みんなと一緒にやっていくのだという方向性の中で専門的なプロジェクトでもチームを設けて、区長会の方々とつながる人たちとか、いろいろな各種団体からつながるそういうのを組織して、その中で具体的にもんでいくというか、その地域の中で、学区の中で、地域とかかわり合いを持っている方々とチームというか組んで、その方向性で議論を重ねていくというのがより効果的ではないかなと思うのでありますけれども、ここはぜひ、担当課の御意見もあろうかと思いますけれども、その方向もしっかり見据えて、情報をお互いに共有しながら、そういうチームを組んで、この方向性が1つになるように期待するものであります。 次に移ります。 2款1項20目の事務改善費の指定管理者選定委員会報酬についてでありますけれども、これは103号の中心市街地振興条例と関連するものでありますが、2つを同時に質疑させていただきたいと思います。 これは先ほどもお話ししましたけれども、内部でしっかり議論して積み上げてきたものだろうと思いますけれども、やはり議会はいろいろな方々の声を反映してここでいろいろ話をしていくわけであります。その中で、いいものはぜひその中で取り入れてよりよいものにしていただきたいという思いで質疑をするものであります。 まず、委員報酬の内訳、その想定についてでありますけれども、公募を考えているということでありました。この公募制について指摘をさせていただきます。 後ほど出てくると思うのですけれども、公募については、例えばこの種の部分についてはいろいろな関心を持って公募するというのが通常のものでありますけれども、殊この中心市街地という部分については、大分やっぱり二の足を踏むのでないかなという心配のもとで質疑をするのでありますけれども、採用か不採用かわからないまま公募者が、参加者、仕事をしていくわけです。不採用の場合はその間かかった経費というのは全額負担となることを考えると、これは双方の利害関係というのはつり合いがとれるのかという思いでありますけれども、この委員報酬というのはどの部分の、委員の選定についてはその部分を議論されておるのか、お尋ねをいたします。 ○議長(佐藤和好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) 委員の選定につきましては、委員8名ということで予定してございますけれども、前段でも御説明いたしましたが、経営それから財務、こういった専門性の高い視点から審査できる方々、そして地域の代表者、そして国・県等の関係機関と、こういった方々の構成で8名を構成したらいいかなというふうには考えております。 これにつきましては、審査につきましてですけれども、募集が1カ月半程度を予定しておりまして、仮にその募集を10月末くらいまでに完了したということになりましたら、11月中の審査を予定しているという状況でございます。ですので、この審査につきましては、11月の時期には何社が手を挙げてくるかまだわかりませんが、審査を11月に行いまして、11月中にはその指定管理者候補者ということには確定できるのかなというふうに思っております。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤講英議員。 ◆9番(佐藤講英君) 今お答えいただきましたけれども、これは条例の中にもあります。条例の関係でありますけれども、これも続けて質疑をさせていただきます。 設置目的を達成するために事業を行い施設の管理を行うべき指定管理については、私はこれは無理があると思うのです。指定管理と業務委託をこれ明確に分離すべきだと思うのであります。つまり、駐車場の問題、それからトイレの問題、そして、市がこの施設を指定管理する上でどうしてもやってほしいという部分についてはここに条例として載っておりますけれども、その部分については指定管理とは別に分けて、委託という形、業務委託というふうに分離すべきであると思うのですけれども、その部分については十分に検討されたのか、お尋ねをいたします。 ○議長(佐藤和好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) この施設の管理におきましては、例えば今、議員からおっしゃった一部が業務委託あるいは指定管理と、分けるというふうな考えもあろうかと思いますし、特殊な場合についてはそういったケースもあるのかもしれません。ただ、今回につきましては民間ノウハウを活用して一括的に、包括的に会議を行って、十何人指定管理者が施設全体をコーディネートできるという、そういう環境をつくって、より多くの方々に利用される環境をつくっていきたいというふうに考えております。 ですので、指定管理者が包括的に管理するのですが、利用承認によって一部の業務をテナントにお願いするとか、あるいは連携をする中で専門性の高い業者がその下に入っていただいて業務を行うとか、そういうような形の体制の中で運営は可能であるかなというふうに判断しております。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤講英議員。 ◆9番(佐藤講英君) お答えをいただいたわけでありますけれども、これはかなり大変な、応募する側にとっては負担の大きいものだなという思いをするものであります。想定している団体というのがもしいるのであれば、その辺もお答えをいただきたいのでありますけれども、なければいいのでありますけれども。 先ほど課長のほうから話あった部分ですけれども、道の駅ならばさまざまな業種、業態を横断的に関係させるべきであります。例えば商工会議所が特産売り場とか、農協が産直団体、農協や産直団体が農産物の直売所、観光協会が観光案内所、それぞれ担う地域の組織を総動員してやるべき事業だと思うのですけれども、そういう事業を想定しているのか、お尋ねをいたします。 ○議長(佐藤和好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) ただいま御提案いただきました。市内の関係機関、商工会議所であったりあるいは農業団体であったり、観光分野であったりとか、やはりその事業の準備を進めていく中で、関連の支援団体との連携を図るというのは非常に重要であるというふうに認識しております。ですので今後、指定管理者が正式に決まって、各業務分野、専門性を持たせた中で準備をしていかなければならないというふうに考えておりますし、そういった連携は大いに図っていかなければならないと思っております。 あわせまして、庁内の体制にいたしましても、やはりその準備段階において各業務の専門性を高めるということで、産経部を初め各関係課とも連携を図りながら、農林であったり商工であったり観光であったりと、それぞれの分野が十分に連携が図られる体制で準備を進めていきたいと考えております。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤講英議員。 ◆9番(佐藤講英君) ぜひ期待をしたいと思いますけれども、もう一つ。これは中心市街地の活性化、要するにそこに来た人たちを町場にどうそれを誘導していくかという方法については、やはり担当する側がしっかりしたそういう思いというのを持っていなければ指定管理する団体に思いは伝わらないと思うのでありますけれども、例えば歩いて中心市街地に行くとか、自転車で行くとか、あるいは車で回遊、要するにそういう施設を、パネルとか何かを準備したならば、そこに行ってもらいたいと、そういうような準備というのもしっかりそれとあわせてやっていくことによって中心市街地の活性化に、人たちを誘導するという方法も検討可能ではないかなと思うのでありますけれども、その辺については十分に期待するものであります。 本市では3カ所、道の駅ができるわけでありますけれども、そのことによって競争が激化して経営に影響が出るのではないかなと心配するわけであります。担当課としてその辺、内部で十分議論したと思うのでありますけれども、その部分、大丈夫だというそのものがあるのであれば、そこをお答えいただきたいと思うのであります。 ○議長(佐藤和好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) 道の駅に隣接しておりますのが、車で約15分から20分、三本木やまなみということで、近い位置に位置しているということで、第2次商圏の範囲に入っているというふうな状況にはなっております。 ただ、この道の駅、(仮称)道の駅おおさきにつきましては、中心市街地に位置するということで、多くの来訪者の方々をお招きするという視点はもちろん持ち合わせてございますが、あわせまして、地域の方々がリピーターとしてリピート利用していただけるとそういう環境をつくっていかなければならないというふうに思っております。ですので、来訪者のみならず、地域の方々の利用を常に促進していくというような考えの中で、ほかの道の駅との差別化、こういったものを図っていきたいというふうに考えておりまして、その提供、飲食提供等々におきましてもどういった形の中で、例えば三本木とどのような違いを出すのか、そういったものも踏まえながら差別化を図っていって、競合は極力避けるように対応していきたいと考えているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤講英議員。 ◆9番(佐藤講英君) その辺はぜひ期待するものでありますけれども、このリピーターということについて、1点お尋ねをいたします。 道の駅は三本木と共有するということでありますけれども、108号線等については、岩出山の道の駅も同じ地域にあるわけでありますし、そうしますと、ここで扱っている商品については差別化というのはなかなか難しいと思うのであります。もし、その辺で差別化ができなければ、やはりそこは内部での道の駅との競争ということになってしまうという危険性があるのではないかなという思いがするものであります。三本木とはそういう形でありますけれども、実態は岩出山のほうとの競合が心配するわけであります。 その辺について、消費者、そこにリピーターが必要だというものが、違う道の駅と違うものが提示できるというものがちゃんと準備できるのであればそれは問題ないのでありますけれども、どうも見ていってみますと、これもやはり、もし中心市街地の部分であるとすれば当然これも入るのだろうなという品ぞろえが想定されるわけであります。そうしますと、当然競争になってしまう。その競争になってしまえば、本来双方で利益出るものが利益相反ということになってしまうわけでありますので、その辺についてはしっかりと調査をしてやっていただきたいなと思うのでありますけれども、内部で調査してお答えできるのであればお願いいたします。 ○議長(佐藤和好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) 正式なその調査といった部分ではございませんけれども、現場のほうに足を運んで、それぞれの道の駅の現況なりにつきましては確認をさせていただいております。 そういった中において、この新たな道の駅をどのような特色を出していくのかというところは検討していかなければならない点でございますが、やはり世界農業遺産の、フィールドミュージアムの拠点というふうな形で1つのコンセプト、管理、運営コンセプトを掲げておりますので、そういった部分におきましては、位置的にも蕪栗沼、化女沼への案内所にもなるというふうな位置でございますし、そういった物販だけでなくていろいろな情報発信、例えば情報発信もあ・ら・伊達のほうとはまた違う情報発信の必要性があるというふうに認識しておりますし、そういったトータル的な部分でこれは差別化が図られていくのかなというふうには考えているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤講英議員。 ◆9番(佐藤講英君) 自信をお持ちのようでありますので、それが裏切られないように期待するものであります。 もう一点、本市が負担すべき指定料の発生についてでありますけれども、前段の議員の中でも出てきておると思うのですけれども、もう一度その辺具体的に、本市の負担をすべき指定料が発生しないのかという点について、また、その指定料とすれば試算などをしているのかということについてお尋ねをいたします。 ○議長(佐藤和好君) 熊谷世界農業遺産推進課長。 ◎産業経済部世界農業遺産推進課長(熊谷裕樹君) 指定管理料の見込みにつきましては、金額につきましては差し控えさせていただきますけれども、当初段階におきまして指定管理料は発生するというふうに見込んでございます。この見込みに際しましては、1つは全体的な指定管理者が直営を行うということを前提の中で売り上げている、そして仕入れている、それからかかる経費をと、その差額分を1つの目安としての指定管理料として積算をしております。 ただ、もう一つの視点といたしましては、全体のトータル収支のギャップを補填するという意味ではなくて、実際、非営利部門の情報発信施設であったり、トイレであったり駐車場と、そういった収益を生み出せない非営利の部門の施設についての管理経費を、今見込み得る範囲で見込んだときの経費と、その範囲内という形の、基本的にはそれを上限という捉え方で今現在、試算をしているわけでございますので、極力節減を図りたいと思いますが、当初段階におきましてはどうしてもこれは支援をしていかなければならない部分もございますし、ただ、今後の見通しの中でやはり売り上げを伸ばしていくなり、あるいは管理の節減が図られていくというふうなところを目指して進めてまいりたいと考えているところでございます。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤講英議員。 ◆9番(佐藤講英君) その辺は十分に留意していただきたいと思います。中心市街地にどう、道の駅に来た方々を誘導していくかという視点もぜひ検討していただきたい。歩いていく部分、例えば自転車、貸し自転車を準備して自由にいろいろな、まちの中でも見られる、関心の多いところはいっぱいあると思うのであります。その辺、情報発信をしながらそういった方々を、歩いてもいいし自転車でもいいですから、そこに行って見ていただくというような方法も1つの方法ではないかなと思うのでありますけれども、そこは指摘をしておきたいと思います。 次に移ります。 議案第107号についてであります。これは大崎市家庭的保育事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正するということであります。 前段の議員でこの内容については説明いただいたようであります。改正の内容については説明をいただいたようでありますけれども、この改正に至って、規制緩和というのが主たる改正の内容であります。この家庭的保育事業というのは大変に大切な、大きな仕事でもありますし、親が安心して仕事できるということ、夜間も早朝も預けられるという部分については非常に大事な仕事だと思うのでありますけれども、現実はやはり保育士さんの不足なり、連携施設がなかなか整わないというような部分についても小規模施設の白書に載っておりました。この部分について、条例が改正するときにこの辺を十分に内部で議論をして、この改正に、ここの部分だけに特化した条例改正に至ったのかどうか、お尋ねをいたします。 ○議長(佐藤和好君) 宮野子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長(宮野学君) 今回の条例の一部改正につきましては、内容については割愛させていただきますが、国のいわゆる基準省令の改正に基づいて、議員お話しのとおり、事業者にとっては規制緩和としてメリットがあるということで、市としても今回条例の一部改正を行うものです。 なお、全国的な白書の部分は、保育所の人材不足等々記載している部分ございますが、本市にございます家庭的保育事業者、いわゆる2カ所、古川地域2カ所ございますが、その部分については人員等も充足された状況で運営はなされているところであります。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤講英議員。 ◆9番(佐藤講英君) その辺については少し安心するわけでありますけれども、それはぜひこれからも担当として支援をしていただきたいということでありますけれども、この条例改正のときに、もう一つ問題になっているのは、こういう事業をすると当然、市のほうに出さなければならない文書というのが年々ふえてくるわけであります。その部分については大規模であろうと小規模であろうと、その事務負担というのは、1人に係る負担というのは大きいわけでありますけれども、この条例改正の中に当たって、その事務負担の軽減については内部で議論して、この条例改正に至ったのかお尋ねをいたします。 ○議長(佐藤和好君) 宮野子育て支援課長。 ◎民生部子育て支援課長(宮野学君) 保育所には、議員御存じのとおりいわゆる民間の保育所、小規模の保育所、現在議案として提出しております家庭的保育事業者という形に大きく分かれるわけでございますが、家庭的保育事業者については日々の児童数の、いわゆる頭数です、年齢と人数の管理をしていただきながら、それを月々の実績ということで請求書を頂戴すると。要は市から保育の委託をしている分の委託費という形でその日々の児童数の動き等々を報告いただくというような事務のみということでありますので、家庭的保育事業者にとっては今現在、認可保育所、小規模、この家庭的保育事業者も含め、保育所の指導監査というものを県と一緒に、あるいは市単独でやっているところではございますが、私も全ての箇所に顔は出せておりませんが、時間あるたびには施設をお邪魔して現状確認しておりますが、この家庭的保育事業者に関しては、いわゆる事務的負担の部分については特段支障はないということで確認はしているところでありますので、運営は子供のほうに傾注しながらやっていただいているものと考えております。 ○議長(佐藤和好君) 佐藤講英議員。
    ◆9番(佐藤講英君) 市がしっかりその辺については、その事業所のことを十分に留意しながらやっていくというのは非常に大事でありますので、その辺ひとつよろしくお願いしたいと思います。 いろいろ何点か通告をしておりますが、この部分については決算特別委員会もあることでありますので、その部分について時間を割いてやっていきたいと思います。 質疑については以上で終了させていただきます。ありがとうございました。--------------------------------------- △延会 ○議長(佐藤和好君) お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤和好君) 御異議なしと認めます。 よって、本日はこれをもって延会することに決定いたしました。 なお、明日9月19日の本会議は、大崎市議会会議規則第9条第2項の規定により午前10時に再開いたします。 本日は、これをもって延会いたします。               午後4時15分 延会---------------------------------------地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 平成30年9月18日 議長       佐藤和好 副議長      氷室勝好 署名議員     山口文博 署名議員     山口 壽...